Snapdragon 835 VR搭載により単体で動作する「VIVE FOCUS」が日本初上陸

VIVE FOCUS(エクスプローラーエディション)

　HTC NIPPON株式会社は、単体で動作するVRヘッドマウントディスプレイ「VIVE FOCUS(エクスプローラーエディション)」を10月30日に発売する。税別価格は66,750円。

　SoCにSnapdragon 835 VRを搭載し、ケーブルを接続せずとも単体で動作するVRヘッドマウントディスプレイ。中国では1月に発売されていたが、今回ビジネス用途向けに日本でも発売されることとなった。

　ケーブルレスにより6DOFを実現。3DOFのコントローラトラッキングも備える。ディスプレイ解像度は2,880×1,600ドット、リフレッシュレートは75Hz。バッテリは4,000mAhとなっている。標準搭載のOSは英語だが、後日、日本語版を提供予定としている。

　また、VIVE FOCUSの商用利用をサポートする「VIVE FOCUS用アドバンテージパック」も同時発売。起動時に指定アプリのみ起動する「キオスクモード」が利用できるほか、製品保証を2年間に延長する。税別価格は16,620円。

VIVE PRO スターターキット

　このほか、PCと接続する本格的なVRヘッドマウントディスプレイ「VIVE PRO スターターキット」も11月上旬より順次発売する。

　こちらはVIVE PROのヘッドマウントディスプレイ、コントローラ2基に加え、ベースステーション2点も付属したパッケージで、2～3mのルームスケールで利用できる。税別価格は133,000円で、別々に購入するより安価になるという。

　VIVE PROのヘッドマウントディスプレイとリンクボックスを接続するためのAll-in-1ケーブル(税別6,500円)、DisplayPort→Mini DisplayPortケーブル(税別2,000円)、VIVEコントローラ(2018、税別23,130円)、ベースステーション2.0(税別16,630円)といったアクセサリ群を10月23日に、VIVE PRO用リンクボックス(税別5,620円)は年内に発売する。