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Surface Studio 2とSurface Headphonesは2019年に日本投入
2018年10月10日 17:25
日本マイクロソフト株式会社は10日、都内で「Surface」新製品に関する発表会を開催した。発表会には米Microsoftから来日したSurface担当コーポレートバイスプレジデントのパノス・パネイ(Panos Panay)氏が出席し、新製品の紹介にあたった。
既報のとおり、第8世代Coreプロセッサに刷新された「Surface Pro 6」と「Surface Laptop 2」は10月16日より国内で販売開始する。前者の個人向けモデルは税別119,800円、後者の個人向けモデルは税別126,800円からとなっている。
モデル | 本体色 | 一般消費者向け/Officeつき | 法人向け/Windows 10 Pro搭載 |
---|---|---|---|
Core i5/8GB/128GB | プラチナ | 119,800円 | 114,800円 |
Core i5/8GB/256GB | プラチナ/ブラック | 139,800円 | 134,800円 |
Core i7/8GB/256GB | プラチナ/ブラック | 180,800円 | 174,800円 |
Core i7/16GB/512GB | プラチナ/ブラック | 224,800円 | 218,800円 |
Core i7/16GB/1TB | プラチナ | 268,800円 | 262,800円 |
モデル | 本体色 | 一般消費者向け/Officeつき | 法人向け/Windows 10 Pro搭載 |
---|---|---|---|
Core i5/8GB/128GB | プラチナ | 126,800円 | 135,800円 |
Core i5/8GB/256GB | 4色(法人はプラチナのみ) | 146,800円 | 144,800円 |
Core i7/8GB/256GB | 4色 | 190,800円 | 184,800円 |
Core i7/16GB/512GB | 4色 | 259,800円 | 253,800円 |
Core i7/16GB/1TB | プラチナ | 315,800円 | 309,800円 |
パノス氏は日本の文化や技術が好きだと言い、とくに日本の“妥協しないものづくりの精神”に感銘を受けたという。Surfaceシリーズを設計するさいもこの精神を受け継ぎ、あらゆる点を妥協しなかったと語った。
また、日本独特の働き方も分析し、それにマッチした製品デザインとした結果、現在政府が総力を挙げて推進している働き方改革、ワークスタイルの変革に結び付けられる製品であるとアピールした。
部品1つをとっても妥協していないSurfaceであるが、これらの技術をユーザーが意識する必要がないのが重要であり、道具の魅力を活かすのはあくまでもユーザー、ひいてはクリエイターであるべきだと力説した。
パノス氏は自らの娘が弾くピアノを例に挙げ、「娘はピアノに搭載されている技術を気にすることはないが、ピアノは当たり前のように娘の演奏にマッチし、曲を演奏することだけに集中できるようデザインされている」とし、Sufaceシリーズもそのような、ユーザーによって魅力的に見える道具を目指したという。
最初に紹介されたSurface Pro 6は、99%の高いユーザー満足度、高い質感、新たに追加されたブラック色、第8世代Coreの搭載による67%の高速化、770gの軽量性、13.5時間の長時間バッテリ駆動などの特徴を挙げた。
Surface Laptopについても、同様の高いユーザー満足度と高い質感、ブラック色、第8世代Coreの搭載による85%の高速化、340万画素のPixelSenseタッチディスプレイ、14.5時間の長時間バッテリ駆動などを挙げ、競合の「MacBook Air 13インチ」よりもグラフィックス性能が高いことが謳われた。
一体型の「Surface Studio 2」は、従来からディスプレイのコントラストが22%、明るさが38%向上。また、ストレージも最大2TBのSSDとなり、従来から高速化しているという。なお、Surface Studio 2は2019年1月より日本国内に投入するとした。
最後の製品として、無線ヘッドフォン「Surface Headphones」も紹介された。このヘッドフォンにはノイズキャンセリング機能が搭載されているが、右ハウジングのリングを回すとボリューム調節、左ハウジングのリングを回すことで13段階にノイズキャンセル強度を調節可能。
これにより、仕事で集中するためにノイズキャンセリング機能つきヘッドフォンをかけておくユーザーでも、人と話しかけるときなど、必要なときにノイズキャンセルをオフにできる。また、頭から外して首にかけると自動で音楽再生を停止させるといった機能もあり、仕事時とプライベート時両方で使えるとアピールした。Surface Headphonesの国内投入も2019年の早い時期としている。
このほか、発表会ではWindows 10 October 2018 Updateのタイムライン機能、スマホ連携機能、Windows+Vによる履歴も参照可能な貼り付け、日本発の絵文字機能(Ctrl+ピリオドで起動)、モリサワが開発したBIZ UDフォントの搭載、そしてOffice 365に新たに搭載された英語の手書き認識機能、英語→日本語翻訳機能などが紹介された。