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10.5型Super AMOLEDディスプレイを搭載したAndroidタブレット

Alldocube X

 中国・深センのAlldocubeは、クラウドファンディングサイトIndiegogoにて、10.5型のSuper AMOLEDディスプレイを搭載したAndroidタブレット「Alldocube X」の出資を募っている。

 製品を入手するための最小出資額は219ドルで、製品の出荷は2018年10月を予定している。16日現在、約117,000ドルの出資金が集まっている。なお、日本国内で無線機能を使うための技術基準適合認定の取得については現在問い合わせ中だが、同社は取得に前向きな姿勢を示している。

 いまや10.1型のAndroidタブレットは新製品がさほど投入されておらず、Android 8.0以降を搭載するのはHuaweiの「MediaPad M5 Pro」程度である。そのなかでもAlldocube Xは比較的ハイエンドな仕様ながら低価格なのが特徴となっている。

 ディスプレイはSamsung製のSuper AMOLEDを採用。解像度は2,560×1,600ドット、コントラスト比は10万:1、DCI-P3色域カバー率100%を謳う。また、ブルーライト削減機能やHDRへの対応も謳われている。

 音にもこだわっており、DAコンバータに旭化成のAK4376Aを採用。192kHz/32bitのサンプリングレート、S/N比125dB、ダイナミックレンジ116dBなどが謳われている。

 筐体はCNC削り出しのユニボディで、厚さ6.9mmの薄型筐体や500gの軽量性も謳われている。本体側面に指紋センサーを搭載するのも特徴。

 プロセッサはMediaTekの「MT8176」で、Cortex-A72デュアルコア+Cortex-A53クアッドコア構成。最大動作クロックは2.1GHz。内蔵GPUはPowerVR GX6250で、600MHzで駆動。メモリは4GB LPDDR3、ストレージは64GB eMMC。OSはAndroid 8.1。

 インターフェイスは、USB 3.0 Type-C、microSDカードスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、800万画素前面/背面カメラ、音声入出力などを搭載する。

 バッテリは8,000mAhで、駆動時間は最大8時間。Pump Express 2.0に対応した急速充電に対応し、5V/7V/9V 2Aまたは12V/1.5Aで充電できるという。本体サイズは244×173×6.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は500g。