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AMD、2018年第2四半期は過去7年で最高益に

営業利益の推移

 米AMDは25日(米国時間)、2018年第2四半期の決算報告を行なった。

 米国会計基準(GAAP)に基づく第2四半期売上高は、前年同期比53%増の17億6,000万ドルで、営業利益は前年同期の-100万ドルから1億5,300万ドルへと黒字に転換。純利益も前年同期の-4,200万ドルから、1億1,600万ドルと大幅な増益を達成している。

 1株あたりの利益は、前年同期の-0.04ドルから0.11ドル。売上総利益率は28%で、前年同期比8ポイント減となった。

 同社CEOのLisa Su氏は、「製品ロードマップの継続的な実行によって、市場シェアと利益の成長を達成できる軌道に乗っていると確信している」と述べ、本四半期で過去7年で最高の純利益を達成したことをアピールしている。

 コンピューティング部門およびグラフィックス部門の売上高は、前年同期比で64%増、前期比3%減の10億9,000万ドルで、前期からの減益は、ブロックチェーン市場におけるGPU製品の収益低下がおもな要因であるとしている。

 2018年第3四半期の売上高については、前年同期比7%増の約17億ドル(±5,000万ドル)を見込んでいる。

部門ごとの決算
2018年第3四半期の見込み