MSI、管理が容易なビデオカード12枚対応のマイニングリグ

BLOCKCHAIN F-12

　MSIは、ブロックチェーンへの特化をうたう仮想通貨マイニングリグ「BLOCKCHAIN F-12」を発売した。

　税別店頭予想価格はビデオカードを搭載していないベアボーン筐体で159,800円。Radeon RX 570かNVIDIA P-104をそれぞれ12基載せたモデルも用意し、販売は代理店のアスクとアユートが直接請け負い、店頭での販売は行なわない。

　12基のPCI Express 3.0 x1スロットを備え、x16スロットで接続可能にするためのライザーカードが付属。それぞれの位置にあるビデオカードの状態を確認できる「Mining LED」に対応する。また、管理を容易にするために、背面のI/Oパネル部にブート失敗時のエラー箇所を特定できる「EZ Debug LED」も搭載。

　吸気ファンを逆回転させてホコリを除去するユニークな機能や、ディスクレスブートのサポートにより、複数のシステムを構築する場合に導入時間の節約や一括管理に最適としている。

　システムとしては、CPUにPentium Gold G5400、Intel H310チップセット、メモリ8GB、SSD 128GB、1,200W電源(80PLUS Gold)×2、Gigabit EthernetコントローラはIntel I219-Vを採用。冷却に使う120mmファンが吸排気用にそれぞれ6基ずつ搭載されている。

　本体サイズは500×370×570mm(幅×奥行き×高さ)、重量はベアボーンが24.1kg、RX570搭載機が31.6kg、P-104搭載機が33.8kg。