ニュース
日本HP、6コアCPUとGTX 1070搭載で小型化したゲーミングノート「OMEN by HP 15」
~出先からでも自宅のゲーミングPCが遊べる新サービスも
2018年7月12日 19:39
株式会社日本HPは、OMEN by HPブランドより、15.6型ゲーミングノートPC「OMEN by HP 15 (15-dc0000シリーズ)」を7月12日より発売する。税別直販価格は199,800円から。
CPUにCore i7-8750H(6コア/12スレッド、2.2GHz)、GPUにGeForce GTX 1060または1070(Max-Q)を採用したノートPC。
従来モデルよりもディスプレイのベゼルを削減し、本体サイズを小型化。幅は7.4%、奥行きは4.6%削減している。
サイズは小型化しているが、排気孔と吸気孔はより大きくなり、冷却効率を向上。冷却ファンもFDBベアリングと3段階駆動モーターを採用し、静音性が高められている。
ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)の15.6型で、G-Syncに対応した144Hz駆動のIPSパネルを採用。
搭載GPUの違いで2モデルを用意し、パフォーマンスモデルがGTX 1060(6GB GDDR5)、ハイパフォーマンスモデルがGTX 1070(8GB GDDR5)を搭載する。
そのほかのおもな仕様は共通で、DDR4-2666メモリ16GB、256GB NVMe SSD+2TB HDD、OSにWindows 10 Proを搭載。
インターフェイスはThunderbolt 3、USB 3.0×3、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.0、Gigabit Ethernet、HDMI 2.0、Mini DisplayPort、音声入出力。
バッテリ駆動時間はパフォーマンスモデルが約5時間、ハイパフォーマンスモデルが約6時間。本体サイズは360×263×25.5~30mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.48kg。
本製品と同時に、独自ユーティリティ「OMENコマンドセンター」の新機能として、「Game Stream」機能もアナウンスされた。
Game Streamは、同種のゲームストリーミングサービスを提供している「Parsec」の技術を利用して、OMEN by HPのゲーミングPCをホストとして、クライアントのWindows 10 PCにゲーム画面をH.264の映像として配信し、クライアントPCでゲームを遊べるというもの。
ゲーム自体はOMEN by HP側で実行されているため、クライアントPCの性能に依存せずゲームを楽しめるのが特徴。回線環境によるが、1080pまたは720pで60FPSの高画質でプレイできるという。
ValveのSteamで実装されている「Steam Link」などと異なり、同一LAN内の縛りがないため、外出先などでも自宅のPCでゲームを楽しめる。
OMENコマンドセンターはHP製PC以外にもインストールできるため、ホストがOMEN by HP製品であれば、他社製ノートPCなどをクライアントとして使うこともできる。
まずはOMEN by HP 15および17の2製品で対応し、そのほかのOMEN by HP製品は7月20日頃に配信予定のアップデートで同機能に対応するとしている。