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GPD、Kaby Lake-Y搭載で薄くなった「GPD Pocket 2」を10月に発売へ
2018年7月9日 19:32
中国GPDは、同社ホームページ上で次期UMPC「GPD Pocket 2」の製品情報を公開した。発売は2018年10月を予定している。
初代の「GPD Pocket」はCPUにAtom x7-Z8750を搭載していたが、GPD Pocket 2ではKaby Lake-YベースのCore m3-7Y30(1GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載し、CPU/GPU性能を約2倍に引き上げた。内蔵ストレージの速度も強化され、リード267.35MB/s、ライト120.1MB/sとなっている。
手前のスティック型ポインティングデバイスは廃止となったが、キーボード右奥に光学式のナビゲーションポインティングデバイス、マウスの左右ボタンをキーボード左奥に配置し、「バイオU」を彷彿とさせるような操作感となったようだ。また、ボリュームコントロールや輝度変更、電源ボタンもキーボードの奥に配置された。
キーボードの配列面では、Aの横にあったCapsLockキー、およびQの上にあったTabキーは最上段に移動し、左のFnキーとCtrlは入れ替えられた。また、右アプリケーションキーや右Alt/Ctrlは廃止され、「<」や「>」といったキーはゆとりを持つようになった。Enterキーの上にあったDeleteキーはBackSpaceの上となり、代わりに「/」を配置した。
筐体はくさび形となり、厚さ8~14mmへと薄型化。フットプリントは181×113mm(幅×奥行き×高さ)と若干大型化しているが、重量は480gから465gへと軽量化されている。マグネシウム合金製で、ユニボディとアクティブクーリングシステムを採用する。
メモリは標準で4GB、オプションで8GBとなった。液晶は1,920×1,200ドット表示対応の7型H-IPSパネルを採用。OSはWindows 10 Home。インターフェイスとして、新たにmicroSDカードスロットを備え、容量拡張に対応した。
バッテリは6,800mAhのリチウムポリマーで、駆動時間は約6~8時間。5V/3A、9V/2.67A、12V/2A出力可能なACアダプタが付属。5Vのモバイルバッテリからの充電もサポートする。