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Paragon Software、APFSからHFS+へ変換するmacOS向け無償ツール

 独Paragon Software Groupは3日(現地時間)、macOS向けのファイルフォーマット変換ユーティリティ「APFS to HFS+ Converter」を無償で公開した。

 「APFS(Apple File System)」は、Appleが開発したファイルシステムで、macOSではHigh Sierra(10.13)より標準ファイルシステムとして導入されている。

 APFSでは、従来の「HFS+(Mac OS拡張フォーマット)」でのTime MachineによるバックアップやFileVault 2のドライブ暗号化との非互換性、Fusionドライブをフォーマットできないといった制限があることから、Paragon Softwareでは、そういった問題の簡単に解決できるツールとして本ユーティリティを無償公開するとしている。

 対応OSはmacOS 10.12以降。同社では、データの安全性を確保するため、システムディスクを変換する場合にはリカバリメディアを作成してから変換を行なうよう推奨している。

 なおParagon Softwareは、Windows PCでAPFSボリュームの読み書きを実現する「APFS for Windows」も有償(49.95ドル)で販売している。