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OPPO、カメラユニットが自動で飛び出すスマートフォン「Find X」
2018年6月20日 19:32
OPPOは20日、同社のフラッグシップスマートフォンの新製品「Find X」を発表した。画面専有比率を極力高めるため、本体にはスライド機構が搭載され、カメラ類は格納式とする点が特徴となる。日本での発売予定は現時点では不明。
Find Xは前面カメラ周辺が切り欠きのようにせり出した「ノッチディスプレイ」ではなく、「Stealth 3D Camera」と呼ばれるスライド式カメラの格納機構を採用し、93.8%の画面専有比率を実現した点が特徴。スライド機構は撮影時に電動式で速やかにせり上がってくるため、使用感を損なわず、耐久性も30万回の動作試験でテスト済みだという。
スライド機構のほかにも画面専有比率を高めるため、左右上下ともにベゼル幅を削減し、左右それぞれ1.65mm、上部は1.91mm、下部で3.4mm幅を実現した。さらに、カーブディスプレイにより、表面/背面ともに3Dガラスが採用されている。
前面カメラ部は赤外線カメラ、2,500万画素の通常のカメラ、顔認証用のドットプロジェクターや前面カメラ用ライトなどから構成され、「O-Face」と名付けられた同社の3D顔認技術により、アンロックなどを可能とする。背面カメラは1,600万+2,000万画素のデュアル構成とした。
SoCにはSnapdragon 845が採用され、メインメモリは8GBで、ストレージは256GB。画面サイズは6.42型とされ、アスペクト比は19.5:9。バッテリ容量3,730mAhで急速充電VOOCに対応することが明らかにされている。
カラーは「Bordeaux Red」と「Glacier Blue」の2色のみとなる。
OSにはColor OS 5.1を採用。Android 8.1をベースとし、ユーザーの使用状況を学習することでプリフェッチによりアプリの起動を高速化する。また、AIによる写真/美顔補正などの機能を備える。