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ASUS、“下剋上”なSnapdragon 636とメモリ6GBを搭載した「ZenFone 5」

ZenFone 5(ZE620KL-SL64S6、スペースシルバー)

 ASUSは、メインストリーム向けのSIMロックフリースマートフォン「ZenFone 5」(型番:ZE620KL)および「ZenFone 5Q」(同ZC600KL)を5月18日に発売する。税別価格は前者が52,800円、後者が39,800円。

ZE620KL

 ZE620KLは同時発表された「ZenFone 5Z」(型番:ZS620KL)の下位という位置づけ。AIを多用したソフトウェアや、ノッチ付きディスプレイといったハードウェアの特徴は共通だが、SoCをSnapdgoran 845からSnapdragon 636(1.8GHz、ビデオ機能内蔵)、ストレージを128GBから64GBに変更することで価格を抑えたモデルとなる。

 なお、前モデル「ZenFone 4」ではSoCにSnapdragon 660を搭載していたため、一見ダウングレードしているように見えるが、独自の「AI Boost」機能によりAntutu Benchmarkで142,945というスコアをマークし、ZenFone 4を上回る。

 そのほかの仕様は、メモリ6GB、2,246×1,080ドット表示対応6.2型液晶ディスプレイ、OSにAndroid 8.0などを搭載する。

 インターフェイスは、microSDカードスロット(Nano SIMスロットの1基と排他)、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、USB Type-C(USB 2.0)、Nano SIMスロット×2、音声入出力などを搭載。カメラは背面が1,200万画素メイン+800万画素広角、前面が800万画素。センサーはGPS、加速度、電子コンパス、光、近接、ジャイロ、指紋、RGB、NFC。

 対応バンドはFDD-LTEがバンド1/2/3/5/7/8/18/19/28、TD-LTEが38/39/41、W-CDMAが1/2/3/5/6/8/19、GSM/EDGEが850/900/1,800/1,900MHz。2キャリアアグリゲーションをサポートする。

 本体サイズは約75.6×153×7.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約165g。本体色はシャイニーブラックとスペースシルバー。

ZE620KL-BK64S6、シャイニーブラック

ZC600KL

ZC600KL-RD64S4(ルージュレッド)

 ZC600KLは前面と背面に2つずつカメラを備えたモデル。カメラは背面が1,600万画素メイン+800万画素広角セカンド、前面が2,000万画素メイン+800万画素セカンド。

 おもな仕様は、SoCにSnapdragon 630(2.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、ストレージ64GB、2,160×1,080ドット表示対応6型IPS液晶ディスプレイ、OSにAndroid 7.1.1などを搭載する。

 インターフェイスは、microSDカードスロット、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、Micro USB、Nano SIMスロット×2、音声入出力などを搭載。センサーはGPS、加速度、電子コンパス、光、近接、ジャイロ、指紋、NFC。

 対応バンドはFDD-LTEがバンド1/2/3/5/7/8/18/19/28、TD-LTEが38/39/41、W-CDMAが1/2/3/5/6/8/19、GSM/EDGEが850/900/1,800/1,900MHz。2キャリアアグリゲーションをサポートする。

 本体サイズは約76×160.5×7.7mm(同)、重量は約168g。本体色はルージュレッド、ムーライトホワイト、ミッドナイトブラックの3種類が用意される。

ZC600KL-WH64S4(ムーライトホワイト)
ZC600KL-BK64S4(ミッドナイトブラック)