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NVIDIA、第1四半期は前年同期比で純利益145%増

~全部門で売上高成長

部門ごとの売上高推移

 NVIDIAは10日(米国時間)、2019年度(2018年2~4月)第1四半期決算を発表した。

 米国会計基準(GAAP)に基づく第1四半期売上高は、前年同期比66%増の32億700万ドルで、営業利益は同134%増の12億9,500万ドル、純利益は同145%増の12億4,400万ドル。1株あたりの利益は、同151%増の1.98ドルを記録した。売上総利益率は64.5%となった。

 各部門ごとの売上高は、ゲーム部門が前年同期比68%増の17億2,000万ドル、データセンター部門が同71%増の7億1,100万ドル、プロフェッショナルビジュアライゼーション部門が同22%増の2億5,100万ドル、自動車関連部門が同4%増の1億4,500万ドルを記録している。

 同社CEOのJensen Huang氏は、本四半期について、全プラットフォームで成長を記録したとアピールし、AIによるコンピューティング需要の驚異的な成長という追い風を受け、Tensor Coreの発明でより強固な地位をさらに高めたとしている。

 第2四半期の売上高については、約31億ドル(±2%)を見込んでいる。