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GoogleマップにAR機能。カメラで写した町並みにナビを投影

 米Googleは、開発者会議「Google I/O」を8日~10日(現地時間)にかけて開催しており、同社はこのなかで、Googleマップの使い勝手を向上させるAR機能の実装を発表した。

 たとえば、現在のGoogleマップでは、目的地に行くためにスマートフォンでマップを開いたさいに、自分がまずどの方向に進むべきか直感的にわかりにくいといった場合がある。

 この問題に対してGoogleは、スマートフォンのカメラを使い、スマートフォン上に現実の映像を映し出すとともに、そこに重ねるかたちで通りの名前や目的地までの距離などを示すアイコンをAR的に表示させる機能の実装を考案。

 道を曲がるべき場所に到達した場合は、その方向を示す矢印が現実の映像に重ね合わせて表示されるなど、ARでユーザーを補助するとともに、道案内だけでなくカメラに映っている店の情報を表示させる機能などもあり、これまで以上にGoogleマップの有用性が高まりそうだ。