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最大転送速度2GB/sを実現する次世代カード規格「CFexpress 1.0」発表

~将来的に8GB/sを目論む

 CompactFlash Associationは18日(米国時間)、リムーバブルストレージ規格「CFexpress 1.0」の仕様を発表した。

 CFAST 2.0およびXQD 2.0の後継として規格されたもので、デジタルカメラや、ドローン、ビデオカメラでの利用や、コンピューティング分野での低遅延の外部/リムーバブルSSDとしての利用、サーバーやルーターのための高速/高信頼性メディアとしての利用を想定する。

 インターフェイスはPCI Express 3.0で、最大2レーンとなる。プロトコルはNVM Express 1.2で、最大2GB/sをサポートする。カードサイズは38.5×29.8×3.8mm(幅×奥行き×高さ)となっており、XQDと同じサイズで、コネクタもXQDと共通となる。耐久性の面では、12,000回の挿抜試験をクリアするとしている。

 当初は小型で効果的な2レーン設計を採用したが、将来的に本仕様を最大8レーンにまで拡大し、転送速度を最大8GB/sまで引き上げる予定としている。