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Avast、独自のユーザー保護機能を搭載した「Avast Secure Browser」

Avast Secure Browser

 Avastは6日、独自のセキュリティ機能を搭載したWebブラウザ「Avast Secure Browser」の無償提供を開始した。

 これまで「SafeZone Browser」の名称で提供されていたブラウザで、機能強化にともない名称が変更された。Avastアンチウイルス製品の新規ユーザに提供され、同社Webサイトから個別ダウンロードもできる。「Avast SecureLine VPN」など、追加の有料サブスクリプション機能も用意される。

 Avast Secure Browserは、Chromiumをベースとして開発されており、独自のセキュリティ&プライバシーセンターを搭載する。

 おもな機能として、Webサイトによるユーザの追跡を阻止するアンチトラッキング、入力内容の覗き見を阻止するバンクモード、痕跡を偽装するアンチフィンガープリント、悪意ある広告から保護するための広告ブロック、不要なアドオンやプラグインをブロックする拡張機能ガード、フィッシングやマルウェアドメインのURLをスキャンするWebShield機能などを備える。

 Avast Secure Browserでは、ブラウザベースのサイバー攻撃からの高度な保護、オンラインの大規模な監視活動からのプライバシー保護と同時に、主要なブラウザと比較して400%早く、1,000個の人気Webサイトで平均30%高速な動作を謳っている。

 対応OSはWindows 7/8/10で、2018年中にiOS/Android向けのモバイル版の提供も予定されている。

セキュリティ&プライバシーセンター