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ドスパラ、完全刷新のゲーミングPC「GALLERIA GAMEMASTER」2018年モデル
2018年4月3日 19:39
株式会社サードウェーブは、「GALLERIA GAMEMASTER」ブランドより、ゲーミングデスクトップPC 8製品を発売した。
ミニタワーが4製品、ミドルタワーが4製品で、3日に発表された第8世代のCore i5-8500(6コア/6スレッド、3GHz)または、Core i7-8700(6コア/12スレッド、3.2GHz)を搭載する。
GALLERIA GAMEMASTER 2018年モデルは、「PCゲームを遊ぶためのゲーム機」をコンセプトに設計された製品で、安心・快適性とともに動作の安定性を重視しているという。
製品のおもな仕様は以下のとおり。
製品 | GALLERIA GAMEMASTER GMH | GALLERIA GAMEMASTER GMT | GALLERIA GAMEMASTER GMF | GALLERIA GAMEMASTER GMZ |
---|---|---|---|---|
OS | Windows 10 | |||
CPU | Core i5-8500 | Core i7-8700 | ||
GPU | GeForce GTX 1050 Ti | GeForce GTX 1060 (6GB) | GeForce GTX 1070 Ti | GeForce GTX 1080 Ti |
メモリ | DDR4-2666 8GB | DDR4-2666 16GB | ||
ストレージ | 500GB SSD+1TB HDD | |||
マザーボード | Intel H370搭載microATXマザーボード | |||
電源 | 80PLUS TITANIUM 600W ATX電源 | 80PLUS TITANIUM 800W ATX電源 | ||
税別価格 | 149,800円 | 189,980円 | 229,980円 | 279,980円 |
製品 | GALLERIA GAMEMASTER GXH | GALLERIA GAMEMASTER GXT | GALLERIA GAMEMASTER GXF | GALLERIA GAMEMASTER GXZ |
---|---|---|---|---|
OS | Windows 10 | |||
CPU | Core i5-8500 | Core i7-8700 | ||
GPU | GeForce GTX 1050 Ti | GeForce GTX 1060 (6GB) | GeForce GTX 1070 Ti | GeForce GTX 1080 Ti |
メモリ | DDR4-2666 8GB | DDR4-2666 16GB | ||
ストレージ | 500GB SSD+1TB HDD | |||
マザーボード | Intel H370搭載ATXマザーボード | |||
電源 | 80PLUS TITANIUM 600W ATX電源 | 80PLUS TITANIUM 800W ATX電源 | ||
税別価格 | 149,800円 | 189,980円 | 229,980円 | 279,980円 |
都内で開催された製品発表会には、株式会社サードウェーブ 常務取締役の榎本一郎氏、同社ゲーミング部 瀧吉祐介氏らが登壇。
榎本氏は、eSports市場は世界的に大きな成長が見込まれている分野であると述べ、興行としての市場だけでなく、周辺の環境整備やハード/ソフトウェア、選手のコーチングや試合の配信、マーケティングなど周辺市場も含めれば、2020年には5,000億円以上の規模になっていてもおかしくないと説明。
日本でも、日本eスポーツ連合(JeSU)の発足や、吉本興業、Jリーグの参入など、動きが活発になってきたと述べた。
サードウェーブとしては、エコシステムはユーザーを中心に、メーカーや団体、メディア、選手、ストリーマーなどさまざまな価値が繋がっていくことで、「ユーザーの選択肢の幅を拡げ、あらゆる人の可能性を拡大していくもの」として考えていると述べた。
同氏は、eSportsも、野球好きの子供がプロ野球選手を目指すように、フィジカルスポーツと同じようなエコシステムが構築されるべきであり、業界とはそういうものだと述べ、プロになれなかったプレイヤーも、コーチや解説者として活躍したり、ゲームメーカーに勤務するといった雇用の創出も考えられると語った。
それらに貢献するため、サードウェーブでは、eSportsを「若者にチャンスを与えられる事業領域」と捉え、今後大規模な投資を行なっていくとし、その1つが、15日にオープン予定の「LFS池袋 esports Arena」であると説明した(サードウェーブ、東京・池袋に都内最大級のeスポーツ施設参照)。
製品の説明を行なった瀧吉氏は、ハードウェアに要求される「安心して使えること、安定して動作し続けること」を第一に考えた製品になっているとした。
動作サポートとして40タイトル以上を実機で動作検証し、動作環境の理解などPCの知識が必要とされてきたPCゲームでも、「買うだけでゲームが当たり前に動く」ようなゲーム機になっているとする。また、24時間365日対応の専用ユーザーサポートを設置し、トラブル時も即座に解決できるとした。
パーツ面では、前述の第8世代CoreプロセッサやGeForce GTX 10シリーズの採用に加え、80PLUS TITANIUM認証取得の高品質電源を搭載することで、システム全体の安定性を高めているという。
ケースは新たにエアフローを重視した設計とし、CPU周辺温度が3~4度低下しているほか、従来よりも開口部が減ったことで、騒音値も2~3db程度低減されたという。
ケースのデザインは、「静と動」をモチーフに、ユーザーから「渋い/シックなイメージ」との評価を受けている従来のケースと、ゲーミングの派手なイメージを組み合わせ、前面パネルは万人受けするシンプルなデザインとしながら、左側面パネルにガラスパネルを採用。
前面のインターフェイスにはUSB 3.0×4を配置し、機能性も確保していると説明した。