G.SKILL、空冷環境下でDDR4-5000のデュアルチャネル駆動に成功

　G.SKILL Internationalは28日、世界で初めてDDR4-5000のデュアルチャネル動作に成功したと発表した。

　今回はMSIのマザーボード「Z370I GAMING PRO CARBON AC」とCore i7-8700Kプロセッサを使って実現。世界記録級の動作は、2年前は液体窒素などを使った極冷環境下でのみ実現されてきたが、今回は空冷環境で実現したのもポイントだ。

　メモリモジュールは同社フラグシップの「TridentZ RGB」のDDR4-4700モデルで、SamsungのBダイとなっている。よって、5,000MHz動作はオーバークロックで300MHz押し上げる“だけ”とも言える。

　G.SKILLはDDR4-5000のキットを販売するわけではないが、今回の成功は超高速DDR4メモリ開発においての大きな飛躍を実現したことを象徴し、絶え間なくDDR4メモリの性能を絶対的な極限にまで推し進める、同ブランドの位置づけを実証したものだとしている。