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ADATA、未発売のメモリモジュールでDDR4-5000の空冷駆動に成功

XPG SPECTRIX D41 RGB

 台湾ADATAの公式Facebookによると、同社の未発売DDR4メモリモジュール「XPG SPECTRIX D41 RGB」で、空冷環境下でDDR4-5000(5GHz)の駆動を達成したという。

 DDR4-5000の駆動は、G.Skillが3月28日(台湾時間)に世界で初めて達成したが、ADATAもそれに追従した格好。G.SkillのTrident Z RGBと同様、MSIのマザーボード「Z370I GAMING PRO CARBON AC」とCore i7-8700Kプロセッサを使って実現した。

 レイテンシは21-26-26-46-2Tで、このあたりの設定はG.Skillと共通だ。ただCPU-Zの情報を見るかぎり、G.SkillのものはXMPに2,352MHz(DDR4-4704)動作時のタイミングが設定されているDDR4-4700動作モジュールであるのに対し、ADATAは2,304MHz(DDR4-4608)となっており、DDR4-4600動作であることが伺える。

 ADATAによれば「すぐに発売できるものではないというが、DDR4-5000メモリをお店で入手できる日は徐々に近づいてきている」という。

XPG SPECTRIX D41 RGB
CPU-Zの結果。やや読みにくいが、2,400MHz後半で動作しているとみられる