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近畿大、世界ではじめてイメージセンサーで光の飛翔の撮影に成功

鏡で反射する光(左下から入射)

 近畿大学理工学部の竹原幸生教授らは16日、世界ではじめてイメージセンサーを用いて光が飛翔する様子の撮影に成功したと発表した。

 近畿大学理工学部は、立命館大学、アストロデザイン株式会社と協力し、時間分解能1億枚/s(10ns)で連続10枚撮影できる超高速高感度カメラを開発。裏面照射により、超高速撮影に必要な高感度と60万画素という、超高速カメラとして高い空間分解能を実現した。

 これまで、特殊技術で光の飛翔を撮影した例はあったが、イメージセンサーで連続撮影されたのはこれが世界初となる。