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Broadcom、Qualcomm買収提案額を引き下げ

~Qualcommは非難の声明

 米Broadcomは21日(現地時間)、QualcommによるNXP Semiconductorへの買収提示額の引き上げに合わせて、Qualcommの買収提案額を再評価し、引き下げを行なった。

 BroadcomがQualcommを買収するのと並行して、QualcommはNXPの買収を進めている。このなかでQualcommは、NXPの株主にQualcommの1株に付き4.1ドル(計62億ドル)を譲渡することを決定した。

 2月中旬に、BroadcomはQualcommの株式を1株あたり82ドルの買収を提案したが、Qualcommの決定に伴い、買収額を1株あたり79ドルに引き下げた。このうち現金57ドル、Broadcom株22ドルで支払う。仮にQualcommがNXPとの合併に失敗した場合、従来の提案どおりQualcomm 1株あたり82ドルで支払うという。

 これに対しQualcommも声明を出し、NXPの買収が確実となったさいの株主への利益を評価もせずに、不十分な提案をさらに悪化させたとBroadcomを非難。NXPの営業利益が好調であること、NXPの市場戦略がQualcommにとってメリットを提供できることを挙げ、引き続きBroadcomの提案を拒否し続けるとしている。