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Intel、自動ゲーム最適化機能を搭載したグラフィックスドライバ

~第8世代Core with Radeon RX Vega M Graphicsも対応

 米Intelは13日(現地時間)、第6世代Core以降の内蔵GPUに対応した新グラフィックスドライバ「15.65.3.4944」を公開した。

 このドライバでは、グラフィックスコントロールパネルに新しい「ゲーミング」のアイコンが追加される。搭載製品がまだ発売されていない第8世代Coreプロセッサ with Radeon RX Vega M Graphicsを含む、第6世代Coreプロセッサ以降では、ゲームに合わせて自動的にゲーム内のグラフィックス設定を最適化する機能が使用できるようになる。これは言わばNVIDIAで言うGeForce Experienceに相当する機能だ。

 現時点ではまだベータの段階であり、ゲームの互換性や機能面では制限がある。しかしIntelはユーザーの考えや新機能を取り入れる姿勢で、コミュニティサイトにフィードバックを寄せてほしいと呼びかけている。現時点でサポートしているゲームは下記のとおり。

・Battlefield 1
・Battlefield 4
・American Truck Simulator
・Call of Duty WWII, Destiny 2
・DOTA 2
・Grand Theft Auto V
・League of Legends
・Overwatch
・World of Tanks

 また、Intel HD Graphics 620においては一部ゲームを最適化。さらに、Iris Pro Graphicsでは、Kingdom Come: Deliverance、Street Fighter V: Arcade Edition、Metal Gear Surviveなどをプレイできるようになる。

 このほか、最大負荷時のパワーマネジメント機能の強化、すべてのコーデックにおけるビデオエンコーディング性能の強化、ビデオ再生時の電力最適化、第7世代以降のCoreプロセッサではUHDゲーミングのサポートなどが挙げられている。