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Microsoft、クラウドに保管されたデバイスの診断データを閲覧可能にするツール

 Microsoftは、Windowsデバイスから収集した診断データを閲覧可能にする「Windows Diagnostic Data Viewer」を、Microsoft Storeを通じてInsider Preview経由で配信すると発表した。

 このツールでは特定のデバイスに関連してクラウドに保管されたすべてのWindows診断データの閲覧や検索ができる。具体的には、OSの名称とバージョン、デバイスID、デバイスクラス、診断レベルといった共通データをはじめ、デバイスの接続と構成、製品とサービスの性能、製品とサービスの使用、ソフトウェア設定と構成などを提供する。

 また、Webから利用可能な「Privacy Dashboard」もアップデートし、新たにActivity Historyページを追加。これにより、いつでもプライバシーの設定を調整し、収集されるデータの変更/管理が可能になる。

 さらに、今後数カ月間で、Activity Historyページ上での製品とサービスの使用履歴データとメディア視聴データの閲覧と管理機能、ダッシュボード上のデータのエクスポート、特定項目の削除機能などを追加予定。