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YouTube Live、お布施をすると自分の発言がコメント欄に張り付くように

~最大5万円で5時間張り付き

 YouTube Liveに限らず、生配信のコメント欄は、フォロワーが多いチャンネルでは、瞬時にコメントが流れてしまい、自分のメッセージを配信者に見てもらうのが難しい。そういった問題への対応として、YouTube Liveに「Super Chat」なるお布施機能が追加された。

 Super Chatは、配信者を金銭的に支援するための機能。YouTube Liveで「Super Chatを送信」を選択すると、希望額を入力できる。金額に応じて効果は異なり、100~199円の場合は、メッセージは入力できず、ただのお布施となる。200~499円の場合、50文字までのメッセージを送信できるが、「ティッカー」と呼ばれる張り付き機能は利用できない。

 500円以上からは、ティッカーが利用可能で、送信したメッセージをチャット欄に固定でき、配信者を含む全視聴者の目に付くようになる。最大額は50,000円で、この場合、350文字までを5時間、ティッカー状態にできる。メッセージは、送信者が途中で削除もできるが、払い戻しはされない。

購入額(日本円)色名メッセージの最大文字数ティッカーの最長時間
100~199円0文字0 秒
200~499円水色50文字0 秒
500~999円150文字2 分
1,000~1,999円200文字5 分
2,000~4,999円オレンジ225文字10 分
5,000~9,999円マゼンタ250文字30 分
10,000~19,999円270文字1時間
20,000~29,999円290文字2時間
30,000~39,999円310文字3時間
40,000~49,999円330文字4時間
50,000円350文字5時間

 まずは、著名な配信者のストリーミングからこの機能がベータ実装され、一般配信者が利用できるのはもう少し先となりそうだが、機能的には日本でも利用可能となっている。

 なお、Super Chat購入額のうち、どれだけが配信者に配分されるのかは不明。

 YouTubeには、配信者支援の機能として「Fan Funding」を2014年から実装しているが、あまり利用されなかったため、新たな利用登録を中止し、2月28日以降は機能自体を廃止する。