NEC PC、ヤマハ製スピーカー搭載でハイレゾ対応の4K一体型PC

LAVIE Desk All-in one「DA970/GA」

　NECパーソナルコンピュータ株式会社(NEC PC)は、LAVIEシリーズの2017年春モデルとして、一体型デスクトップPC「LAVIE Desk All-in one」から、Kaby Lakeを搭載の5機種を発表した。価格はオープンプライスで、1月中旬より出荷開始予定。

　一体型では従来のフォトフレームタイプに加えて、新たに単体の液晶ディスプレイのような見た目のスタンドタイプを用意し、ハイエンドモデルを刷新した。スタンドタイプは狭額縁ディスプレイを採用しており、生活空間に溶け込む無駄のないデザインを追求。スタンドは上下のチルト、左右のスイベルにも対応している。

　また、別記事で掲載したLAVIE Note Standardと同じく、生活情報を表示する「インフォボード」や、動画アプリの「LAVIEチャンネル」が強化されている。

DA970/GA、DA770/GA

　今回新しく追加されたスタンドタイプは「DA970/GAB」と「DA770/GA」の2機種をラインナップ。液晶は双方とも23.8型で、前者は4K(3,840×2,160ドット)を、後者はフルHD(1,920×1,080ドット)解像度を採用する。

　ウリの1つとして音にこだわっており、日本オーディオ協会が提唱するハイレゾ基準に準拠。スピーカー内蔵PCでは世界初を謳う同協会のロゴ入りPCとなっている。スピーカーはヤマハ製の3W+3Wに2.5Wのツィーターを加えたもので、ドーム型スピーカー特有の広指向性と、強力ネオジムマグネットによる効率化によって全帯域でバランスの取れた自然な音を実現したという。さらに、ツィーターの磁気ギャップに磁性流体を充填し、歪みを低減した。

　DA970/GAは、LAVIE Desk All-in oneの中では唯一地デジ/BS/110度CSデジタルの3波対応4チューナを備え、DA770/GAは3波対応ダブルチューナとなっている。

　本体色はDA970/GABがブラックのみで、DA770/GAはブラック、レッド、ホワイトの3色を用意している。

　主な仕様と価格は下表の通り。

DA570/GA、DA370/GA、DA350/GA

DA570/GA

　従来と同筐体のフォトフレームタイプは、「DA570/GA」、「DA370GA」、「DA350/GA」の3機種で、それぞれ23.8型フルHDディスプレイを搭載し、筐体サイズは同じ。ただ、CPUはKaby Lake世代のCore i5およびCeleronに変更されている。また、新しいヤマハ製スピーカーを採用し、音質向上を図った。

　本体色は、DA570/GAがブラックのみ、DA370/GAはブラック、レッド、ホワイトの3色、DA350/GAはホワイトの1色となっている。

レッド

ホワイト