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Windows 10 Anniversary Updateが提供開始

Windows 10更新アシスタント

 Microsoftは8月2日(米国時間)、かねてより予告していたWindows 10 Anniversary Updateを公開した。

 既報の通り、機能面では、「Windows Ink」が追加されペンによる手書きが強化。また、Cortanaは情報の保存や呼び出し方法が拡張され、デバイス間の同期をサポート。Edgeは省電力性を高め、生体認証やストア経由での機能拡張に対応。そのほか、セキュリティの強化など幅広い改善が盛り込まれている。

 OSのアクティベーション関連も改善されており、ライセンス情報がMicrosoftアカウントと紐付けられ、PCのハードウェア構成を変更しても容易に再認証できるようになる。Xbox Oneとの連携も強化されている。

 既存ユーザーはWindows Updateを経由してアップデートできるほか、Windows 10更新履歴ページに用意された「Anniversary Updateを入手する」ボタンでダウンロードできる「Windows 10更新アシスタント」を利用しても適用できる。また、Windows 10を入手するための「MediaCreationTool」も更新がかけられており、Anniversary Update適用済みのISOファイルを作成したり、USBメモリを利用してインストールディスクを作成したりできる。

 適用後のWindows 10のバージョンは1607、ビルド番号は14393となる。November Updateはバージョン1511、ビルド10586だった。