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NVIDIA、Pascal世代初のQuadro P6000/P5000を発表
~前世代Quadro M6000から80%性能向上
2016年7月26日 11:58
米NVIDIAは、ワークステーション向けGPUのQuadroシリーズでは初となるPascal世代のビデオカード「Quadro P6000」と「Quadro P5000」を発表した。
前世代Maxwell版を引き継ぐモデルとなり、Quadro M6000で7TFLOPSだった単精度小数点演算性能は、Quadro P6000では12TFLOPSへと上がり、80%性能が向上しているという。CUDAコア数は3,840基で、Quadro M6000よりも1,768基増加。メモリには24GBのGDDR5Xが実装された。
主な仕様の違いは下表の通り。
Quadro P6000/P5000の仕様と既存製品との比較 | |||||
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Quadro P6000 | Quadro P5000 | TITAN X(Pascal版) | GeForce GTX 1080 | Quadro M6000 | |
CUDAコア数 | 3,840基 | 2,560基 | 3,584基 | 2,560基 | 3,072基 |
メモリ | GDDR5X 24GB | GDDR5X 16GB | GDDR5X 12GB | GDDR5X 8GB | GDDR5 12GB |
単精度浮動小数点演算 | 12TFLOPS | 8.9TFLOPS | 11TFLOPS | 8.2TFLOPS | 7TFLOPS |
最大消費電力 | 250W | 180W | 250W | 180W | 250W |
インターフェイス | PCI Express 3.0 x16 |
7月24日~28日の期間にかけて米国で開催されるコンピュータグラフィックスの祭典「SIGGRAPH 2016」にてお披露目される予定で、3Dでのリアルタイムのオイルペインティングや、VRWorks360 Video SDKを使用しての4K動画のリアルタイム編集などをデモンストレーションするという。
Quadro P6000/P5000は今秋登場予定。