やじうまミニレビュー
これならオフィスでも使いやすい?ロジクールの静音メカニカルキーボード「Alto Keys K98M」
2026年2月3日 11:00
メカニカルキーボードは、打鍵感を最重要視するユーザーから熱い支持を集めている。しかし明確な弱点もある。中でも最大のネックは「うるさい」こと。軸(スイッチ)の種類によって程度の差はあるものの、共同スペースで使えば、周囲から煙たがられている可能性はあるだろう。
そんなメカニカルキーボードユーザーにとっての泣きどころを解消する存在が、ロジクールの新製品「Alto Keys K98M」。流行りの「ガスケットマウント構造」を採用し、メカニカルスイッチならではの明確なフィードバックを実現しながら、打鍵時の衝撃を柔らかく受け止め、静音性を高めている。今回は発売前の実機を借用できたので、スペック、特徴、そして実際の使い勝手にいたるまで詳細レビューをお届けしよう。
「UniCushionガスケット」をキーボード最下層に配置
Alto Keys K98Mは、米国で2025年11月3日に発売された同名キーボードの日本語版。テンキー付きの日本語配列で、カラーはグラファイトとオフホワイトの2色が用意されている。価格はオープンプライスで、直販価格は1万8,590円だ。発売日は2月26日予定となっている。
本製品最大の特徴は「ガスケットマウント構造」。ロジクール独自開発の「UniCushionガスケット」がキーボード最下部に挟み込まれており、リニアタイプのキースイッチ「Marble Switch」を組み合わせることで、メカニカルスイッチでありながら、静音化が図られている。
キーボードとしての基本性能は、ロジクール製の上位キーボードを踏襲。接続方式は、同梱レシーバによるLogi Bolt(2.4GHz無線)とBluetoothに対応。最大3台のデバイスを登録可能で、キーボード上部の「Easy-Switchボタン」(F1~F3キー部)を押せば、素早く接続先を切り替えられる。
対応OSはWindows 10/11以降、macOS 11以降、iPadOS 14以降、iOS 14以降、Android 9.0以降、ChromeOS、Linuxとされている。ただし専用管理ソフト「Logi Options+」はWindowsとmacOSにのみ提供されているため、ファームウェアのアップデートや、マクロ機能を利用するためには、どちらかの環境が必要だ。
本体サイズは401×147×39.6mm、重量は1,100g。電源はバッテリ方式で、輝度調整可能な白色LEDを内蔵。フル充電、バックライトオフであれば最大12カ月の使用が可能とうたわれている。製品の保証期間は2年間だ。
ちなみに複数キー同時押しは6キーで、有線接続には非対応(充電中の使用は可能)。ゲームに使えなくはないが、ワイヤレス接続ではある程度の遅延が発生する。基本的にはビジネス用のキーボードと考えたほうがよいだろう。
5つの緩衝パーツで振動と音を強力に低減
本製品最大の特徴は、シリコン素材の柔らかく大きな「UniCushionガスケット」だ。もちろんこの一層だけで振動や音を抑制しているわけではなく、PC(ポリカーボネート)製スイッチプレート、ラテックス製トップフォーム、IXPEスイッチフォームパッド、ラテックス製ボトムフォームなども組み合わされており、これら緩衝パーツの相乗効果により、メカニカルキーボード最大の弱点である「うるささ」を強力に抑制している。
ただし、ロジクールによれば、今回の打鍵感の改善、打鍵音の低減効果の多くは、UniCushionガスケットによるものとのことだ。
説明会では実際にUniCushionガスケットを手に取ることができたが、シリコン素材ならではの柔らかさとともに、ずっしりとした重量も感じられた。厚さを測ることはできなかったが、クレジットカードを数枚重ねたぐらいのサイズがあった。相当な厚さと重みのあるシリコン層がボトムケース直上でユーザーのタイピングを受け止めているので、大きな効果を発揮しているのだろう。
さて実際にどのぐらいの効果があるかを検証するために、ロジクール製メカニカルキーボード「Signature K855」と打ち比べてみた。なお「Signature K855」はキートップを変更しているが、キースイッチ自体は変更していないので、打鍵音の参考にはなるはずだ。
下に打ち比べたときの動画と、両機種の打鍵音のグラフを掲載している。結果としては、Alto Keys K98MはSignature K855に対して、Fキーは93%、スペースキーは91%、Enterキーは91%相当の打鍵音であった。機械で測定したわけではないので誤差がある可能性はあるが、打鍵音が抑えられているのは間違いない。また音の質が低く、丸くなっており、数値以上の差として感じられたことも付け加えさせていただく。
テンキーのないミニ版の登場にも期待。美しいバックライトも搭載
キーボードとしての基本的な使い勝手についても触れていこう。まずサイズについては、テンキー付きということで401×147×39.6mmとなっている。「98%規格」のコンパクトサイズとうたわれているが、個人的には小ぶりには感じられないというのが正直なところである。
筆者自身はテンキーを使わないので、「MX Keys」のあとに出た「MX Keys Mini」のように、Alto Keys K98MMini」のような製品が出ることに期待したい。
キーピッチは実測19mm前後、キーストロークは実測3.5mm前後、押圧力はFキーが0.49N、スペースキーが0.51N、Enterキーが0.52Nとなった(押圧力は5回の平均値)。Alto Keys K98Mに採用されているスイッチ「Marble Switch」はリニアタイプ。また、メカニカルキーボードの中でも打鍵したときの反発力は軽く感じられる。長時間タイピングできる万人向けのセッティングと言えよう。
本製品にはキーボードバックライトが内蔵されており、明るさは7段階(レベル1は消灯)、点灯時間は5秒~30分の間で設定できる。もちろん消灯も選択可能だ。
とはいえ、透明なトップケースから洩れてくる白色のバックライトの光はなかなかに美しい。せっかくのバッテリ内蔵ワイヤレスキーボードではあるが、本製品は充電しながら使用できるので、もし筆者が常用するのなら有線状態で利用すると思う。
オフィスでも肩身が狭くならないメカニカルを求めていた方に待望の1台
メカニカルキーボードと一口に言っても、スムーズな押し心地の「リニア」、クリック感のある「タクタイル」、クリック感に加えてクリック音をともなう「クリッキー」の3種類に大きく分けられる。本製品は打鍵時のフィーリングに加え、静音性を特に重視した設計のため、リニア系スイッチが採用されているわけだ。
メカニカルキーボードの好みは人それぞれだが、オフィスなどの共用スペースで使用するのであれば、打鍵音が小さいに越したことはない。その上でフィーリングまで優れていれば申し分ない。Alto Keys K98Mは、まさにそのようなキーボードを求めていたユーザーにとって、待望の1台と言えるだろう。






































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