やじうまミニレビュー

写真で見る、ソーラー充電とBluetoothで強化されたG-SHOCK人気モデル「GA-B2100」

滝伸次

2022年5月24日 06:20

やじうまミニレビューは、1つ持っておくと便利なPC周りのグッズや、ちょっとしたガジェットなど幅広いジャンルの製品を試して紹介するコーナーです。

　秀逸なデザインとタフさで人気の“G-SHOCK”。そのG-SHOCKに、また、また、魅力的なモデルが追加された。それが今回紹介する「GA-B2100」シリーズだ。

　八角形のデザインがあの高級時計「ロイヤルオーク」に似ていることから「カシオーク」という愛称で人気を博した「GA-2100」シリーズのアップデートモデルで、高級感あるデザインはそのままに「ソーラー充電」、「Bluetoothによるスマートフォンリンク」などの機能強化が施されている。

　タフソーラーを備えたことで電池切れの心配がなく、Bluetoothによるスマートフォンリンクで定期的に時刻合わせできるため、常に正確な時間を表示可能。タフでかっこよく、しかも機能的という、まさに時計としては完璧と言える機能を備えている。ファッションアイテムとしても、日常生活をより快適に過ごすためのギアとしても魅力的な1台。時計好きでなくとも要注目だ。以下、細部を詳細に見ていこう。

高級感あるデザインに思わず魅了されてしまう

今回試用したブラック×グレーモデル(型番：GA-B2100-1A)は、針や文字盤に絶妙なカラーリングが施されており、八角形のデザインと相まって非常にかっこいい。なお、本体色は、ブラック×グレーのほかに、ブラック×ブラック(型番：GA-B2100-1A1)、ブルー(型番：GA-B2100-2A)、グリーン(型番：GA-B2100-3A)、イエロー(型番：GA-B2100C-9A)の4色も用意されている。価格は、イエローのみ2万3.100円で、そのほかは2万2,0000円

文字盤右下の液晶部では、世界の約300都市のワールドタイムを表示することが可能なほか、ストップウオッチ、アラームなどの機能を使用できる。現在、何のモードになっているかは左上のモード針で確認できる。WTを示していればワールドタイムモード、STであればストップウオッチモード、TRであればタイマーモード、ALであればアラームモードだ

ケースの材質は高強度のカーボンファイバー強化樹脂。カーボンコアガード構造を採用することで耐衝撃性を高めている

ソーラー機能やBluetooth機能を搭載した高機能モデルながら、基板配置を最適化した薄型モジュールと前述のカーボンコアガード構造の採用で厚さは11.9mmmに抑えられている

ベルトはG-SHOCKではおなじみの樹脂製で、汗をかいても不快にならない

裏蓋には型番・防水性能などが記載されている。本製品は20気圧防水に対応している

ライト機能を装備しており、暗い場所でも時刻を確認できる

手首の太さが17cmの筆者が実際に装着した感じ。手首の細い男性でも違和感のないサイズだ。重量は52gでほどよい重さといったところ

ソーラー充電で電池切れの心配がないのは安心

満充電すれば、機能を使用した場合で約7カ月間、パワーセービングの状態で約18カ月駆動する。蛍光灯の光でも充電されるので、日常的に使用していればバッテリー切れの心配はない。なお、写真は太陽光で充電しているイメージで、直射日光が長時間あたり60℃以上の高温になるような場所での充電は故障の原因になるので避ける必要がある

時刻モード時にモード針の位置で充電量を確認できる。「H」をさしていれば充電量は高、「M」をさしていれば充電量は中、「L」をさしていれば充電不足

充電切れになった場合、充電量：中にするまでの充電時間の目安は表のとおり、晴れた日の屋外であれば3時間くらいで充電できる