PC短評
メモリ12GB、Ice Lake搭載で399ドルの小型デスクトップ「CHUWI CoreBox Pro」
2020年10月12日 06:50
CHUWIの直販サイトで10月20日に登場予定の「CoreBox Pro」は、同社がこれまでもリリースしてきた小型デスクトップブランド「CoreBox」の最新モデル。クラウドファンディング形式で出資を募っており、製品入手に必要な出資額は399ドル。同社製品ページのメールマガジンに登録すると割引される。
第10世代(Ice Lake)Core i3-1005G1(2コア/1.2GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載し、12GBメモリを搭載。ストレージは256GB M.2 NVMe SSDを内蔵し、付属の変換ケーブルを使用して2.5インチドライブも拡張できるなど、低価格ながらIce Lake搭載、標準搭載のメモリ容量が大きいなど、コストパフォーマンスに優れるのが特徴だ。
そのほかの仕様としては、2基のGigabit EthernetとWi-Fi 6も装備、Thunderbolt 3とHDMI出力、DisplayPortを備え、4Kのトリプルディスプレイ構成にも対応する。本体サイズは173×158×73mm(幅×奥行き×高さ)、重量は実測で894g。筐体デザインは、2018年に発売したKaby Lake-G搭載の「HiGame」と同じだ。
今回はメモリを16GBに増設した試用機でテストしたが、PCとしての性能はかなり高く、リモートワークなどの日常業務での利用であればストレスは皆無だ。静音性にもかなり優れており、設置位置から少し離れるとファンの音はほぼ耳には届かないほどで、リビングなどに設置してもファンの音などが気になることはないだろう。
自宅に高解像度のディスプレイを使って、リモートワーク環境を構築しようと検討しているビジネスユースにとっては、魅力の1台となりそうだ。