編集部・ライターの今年“これ買った”!

エアコンの加湿機能だけでは不十分だったので、ダイキンの加湿空気清浄機を買った。連動機能が便利

このコラムは、編集部員やライターがこの1年を振り返り、実際に買って「良かった!」と思う製品を簡単に紹介するコーナーです。
ダイキンの加湿空気清浄機「MCK704A」

 2019年に今の家に引っ越した時、リビング+書斎用にダイキンのエアコン「うるさらX S63XTRXP-W」を購入した。フィルターだけでなく、熱交換機の自動掃除機能もあり、メンテが非常に楽なのと、当時としては業界初となる、空気中の水分を取り込み、冬場でもエアコンで加湿ができる機能が気に入ったからだ。

 ただ、加湿機能はそこまで強力ではないようで、書斎に置いたセンサーによると冬場の湿度は30%程度となっていた(我が家はリビングと書斎が間仕切りで仕切られているが、ほぼ開けっぱなしにしているので、2部屋を足すと20畳ほどの部屋相当になる。エアコンはリビング側に設置)。それについてしばらくは気にしていなかったのだが、今年の冬は乾燥が強いのか、鼻の粘膜がいつもより乾燥している感じがした。

 ということで買ったのが同じダイキンの加湿空気清浄機「MCK704A」だ。購入価格は約6万8千円だった。ぶっちゃけ空気清浄機能は不要だったのだが、20畳ほどを加湿するにはそれなりに強力なものが必要だったのと、何よりエアコンとの連動機能があるので選んだ。

 両製品ともWi-Fi機能があり、アプリで連動機能をオンにすると、換気、室温、加湿をよりむらなく実行できるという。導入してみて加湿具合だが、3段階ある加湿機能を中にすると書斎湿度は40%前後、強にすると45%前後まで上がるようになった。給水は中モードで1日1~2回ほどで済んでいるので、面倒さも少ない。

 空気清浄機能は不要と書いたが、外から帰ってきたりするとPM2.5のセンサーが働き、空気をきれいにしてくれているので、あってよかったのかもと思い始めている。

本体上部。上の羽は手で開け閉めする
横から給水ユニットを開けたところ。この状態で水差しで給水もできる
取り外したところ
アプリを使ってエアコンと連動させると、換気、室温、加湿をよりむらなく実行できる。うちはエアコンの換気機能は使っていない
ニオイ、PM2.5、ホコリセンサーを搭載し、アプリでも確認できる