編集部・ライターの今年“これ買った”！
増えた出社や取材に「GPD WIN Max 2」が効いた
2022年12月20日 06:21
インプレスは2020年の緊急事態宣言を機にリモートワークを強力に推進しており、これに合わせて社内は完全にアドレスフリーになった。自席がないということは、そこにデスクトップPCを置けないということと同義なわけで、出社の際は自分のノートPCを持っていくことになる。
2022年はちょくちょく出社する機会が増えた。当初は2020年に買った「Zephyrus G14」や「Razer Blade Stealth」を持っていったりしたが、前者は約1.6kgで筆者にとってはなかなかの重荷(オフラインの取材も増えたのでなおさら)、後者は明らかに性能不足だと感じるようになった。
というわけで、Indiegogoでクラウドファンディングを募っていた「GPD WIN Max 2」に出資したのである。もちろん、Ryzen 7 6800U、メモリ32GB、ストレージ2TBの最強構成を選んだ。これなら仕事もゲームもまったく問題ない。それが20万円台なのだから(ちなみにIndiegogo出資で引き落とし額は17万9,576円だった)、コスパは抜群だった。
液晶は2,560×1,600ドットで情報量はバッチリだし、キーボードも変な配列が少なく打ちやすい。普段使っているメッセンジャーバッグにもすっぽり入ってしまい、取材でデジタルカメラ(PowerShot G1X Mark III)と一緒に持ち歩いてもそれほど苦にならない。そしてSDカードスロットもあるので、PowerShot G1X Mark IIIで撮影した写真もそのまま取り込める。コロナの影響で発送が遅くなり、11月中旬にようやく手に入ったため、本格活躍はまだまだこれからなのだが、普段の作業においてストレスがない。
欲を言えばもう少し軽ければといったところだが、やはりこのフットプリントこそが重要だと思う。13型やら14型は、それを収納するカバンが一回り大きくなり、そのカバンの重量も無視できなくなる。10型前後だからこそ軽いメッセンジャーバッグで済み、総合的に荷物が軽くなるのだ。もっと流行れ! 10型以下ノート!
