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約540gの7型タフパッドがSkylake搭載でOSも刷新

~10.1型は防水デジタイザペンが付属

「FZ-M1」

 パナソニック株式会社は、業務用堅牢タブレットの「タフパッド」から、CPUおよびOSを刷新した7型「FZ-M1」シリーズと、10.1型「FZ-G1」シリーズを発表した。

 価格はオープンプライスで、発売時期は前者が4月20日、後者は4月8日となる。それぞれに対応する専用アクセサリとして、クレードル/バッテリパック/保護フィルムなども用意される。

 FZ-M1シリーズは、Windows 8.1を採用した既存モデルからOSをWindows 10 Proへと変更。CPUにSkylake世代のCore m5-6Y57を搭載した「FZ-M1F」と、Cherry Trail世代のAtom x5-Z8550を搭載した「FZ-M1D」をラインナップ。前者についてはWindows 10 Proのダウングレード権を行使したWindows 7 Professional(32bit)版も用意する。また、Wi-Fi版のほかにLTE版も販売され、通信事業者はNTTドコモかKDDI(au)を選べるようになっている。

 一例として、FZ-M1F(Windows 10 Pro/LTE版)の主な仕様は、Core m5-6Y57(1.1GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 128GB、7型WXGA(1,280×800ドット)対応静電容量式マルチタッチパネルディスプレイ。

 インターフェイスは、USB 3.0、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、LTE、Bluetooth 4.1、GPS、200万画素前面/800万画素背面カメラなどを装備。

 本体サイズは202.7×132×18mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約540g。バッテリ駆動時間は約9時間で、バッテリパック(L)装着時は約20時間となる。


「FZ-G1」

 新しい「FZ-G1」では、CPUが既存モデルのCore i5-3437UからBroadwell世代のCore i5-5300Uに変更。水滴が付いた状態でも使用できる防水設計のデジタイザペンも付属されるようになった。OSはWindows 8.1 Pro Update版か、Windows 7 Professional SP1(32bit)版の2種類を用意し、こちらもそれぞれWi-Fi版とLTE版がある。ただし、LTEの通信事業者はNTTドコモのみ。

 一例として、Windows 8.1 Pro Update/LTE版の主な仕様は、Core i5-5300U(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 128GB、10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)対応静電容量式マルチタッチパネル/デジタイザ付きディスプレイ。

 インターフェイスは、USB 3.0、HDMI出力、IEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LAN、LTE、Bluetooth 4.0、GPS、92万画素前面/800万画素背面カメラなどを装備。

 本体サイズは270×188×19mm(同)、重量は約1.1kg。バッテリ駆動時間は約9時間。

(中村 真司)