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ソニー、産業用ドローンの開発に着手

~空撮画像をクラウド上で処理

無人航空機のイメージ

 ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社は22日、株式会社ZMPと協業し、自律型無人航空機による測量や調査を行なう産業用ソリューションとして、「エアロセンス株式会社」を設立し、事業展開を図ると発表した。

 自律型無人航空機は、海外ではUAV(Unmanned Aerial Vehicle)と呼ばれる人間が搭乗しない航空機のことで、最近ではドローンの呼び名が馴染み深い。

 本事業は、ソニーモバイルのカメラやセンサー、通信、ロボット分野の技術と、ZMPが持つ自動運転技術などを結集して開発が進められる。主に測量、調査、管理、点検といった産業分野での運用が目的。ソニーモバイルによるIoT事業の一環でもあり、自律型無人航空機で撮影した画像データをクラウド上で処理するなど、新しい形での事業展開通じて、開発と運用をパッケージで提供することを目指すと言う。

 サービスの開始時期は2016年を予定している。

(中村 真司)