デル、低コストモバイルワークステーション「Precision M2800」を国内販売

　デル株式会社は25日、15.6型モバイルワークステーション「Dell Precision M2800」の国内販売を開始した。最小構成モデルの価格は189,979円。

　デルのモバイルワークステーションラインナップの中でエントリークラスに属するノートPC型のワークステーション。3月に米国で発表され、日本でも2014年春に発売予定としていた。

　コンテンツ作成やCADなどのソフトウェアベンダー認定を受けており、独自の「Dell Precision Performance Optimizer」(ダウンロード提供、英語のみ)によって、アプリケーションを自動最適化する。認定アプリケーションはAutodesk「AutoCAD」、Adobe「Creative Cloud」、Dassault Systemes「Solidworks」など。

　プロセッサは第4世代Core、チップセットはIntel QM87 Express、GPUはFirePro M4170(2GB)を搭載。ディスプレイは非光沢の1,920×1,080ドット(フルHD)対応15.6型液晶を標準搭載し、後日、1,366×768ドット対応パネルも選択可能になる予定。光学ドライブもDVDスーパーマルチドライブが標準だが、こちらも後日、DVD-ROMをメニューに追加する。無線LANはIEEE 802.11nまたはacを選択(Bluetooth 4.0付き)。

　最小構成モデルは、Core i5-4200M(2.50GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、HDD 500GB、DVDスーパーマルチドライブ、15.6型フルHD液晶、Windows 7 Professional 64bitを搭載。

　最上位モデルは、Core i7-4810MQ(2.80GHz、ビデオ機能内蔵)、SSD 128GBに強化し、価格は239,980円。

　インターフェイスはUSB 3.0×4、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、カードリーダ、音声入出力などを装備。スマートカードリーダや指紋認証リーダなどを後日オプションで提供予定。

　バッテリは6セル/9セルを用意。本体サイズは379×250.5×33.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.56kg(6セルバッテリ時)