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NEC、第12世代Coreになり筐体も刷新したエントリー向けビジネスノート

VersaPro タイプVE

 NECは、第12世代Coreを搭載した15.6型ノート「VersaPro タイプVE」など、法人向けPC「Mate」および「VersaPro」シリーズ17タイプ54モデルを発売した。出荷は10月13日。このうちエントリー向けのタイプVEは、上位モデルと同じ筐体に刷新された。税別価格は26万1,500円より。

 VersaPro タイプVEおよび「VersaPro J タイプVF」の2022年2月発表モデルでは第11世代Coreを採用していたが、新モデルでは上位モデルと同じ第12世代Coreに刷新し(Core i5-1235U)、プライバシーシャッターを搭載した。また、液晶を180度開くことができるフラットモードの採用や、指紋センサーの搭載など、エントリーモデルでありながら処理性能や利便性を向上させたとしている。

 インターフェイスはUSB 3.1 Type-C、USB 3.0×2、HDMI出力、Gigabit Ethernet、音声入出力など。バッテリ駆動時間はMバッテリで約10時間、Lバッテリで約17.5時間。本体サイズは362.4×254.7×22.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.2kg。

 このほか、上位の「VersaPro タイプVX」ではCPUとしてCore i7-1265UとCore i5-1245U、「VersaPro タイプVL」ではCore i5-1235UとCore i3-1215Uが新たに選択可能となったほか、12.3型タブレットの「VersaPro タイプVS」では16GBメモリオプションが追加された。また、全モデルWindows 11 2022 Update(22H2)搭載モデルを用意した。

 さらに保守サービスも強化し、「標準保証拡張G6(翌営業日出張修理)動産総合保険付サービス」、「標準保証拡張G6(翌営業日出張修理)動産総合保険付サービス(ディスク返却不要)」オプションを追加。この保証では水こぼし、落雷、落下によるPCの破損にも対応するほか、自宅やサテライトオフィスへの出張修理も可能となった。