VAIO、在宅勤務を快適にするビジネス向け13.3型ノートの新モデル

中村真司

2021年2月22日 12:06

VAIO Pro PG

　VAIO株式会社は、法人向け13.3型モバイルノート「VAIO Pro PG」のプロセッサを、第10世代Coreに刷新して発売した。

　VAIO Pro PGは個人向けのVAIO S13をベースとする製品で、従来の第8世代Coreから第10世代Core(Ice Lake)のUプロセッサに変更。無線LANもWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)へと変わり、CPUとGPU性能の向上も含めて、在宅勤務/テレワークでのWeb会議などがより快適に利用できるようになったとする。

　また、セキュリティ機能として、指紋と顔認証の2つに対応可能なことに加え、カメラを物理的に塞ぐプライバシーシャッターを装備している。このほかの新要素として、スマートフォンやUSBメモリをキーとして利用するBIOS認証の搭載、暗号化機能(Opal)対応のPCIe SSDの追加、メモリに高速なLPDDR4xを採用したことなどが挙げられる。

　一例として、Core i7-1065G7(4コア/8スレッド、1.3～3.9GHz、Iris Plus Graphics)を搭載する標準モデル「VJPG131AAL1B」の仕様は、メモリがLPDDR4x 16GB、ストレージはNVMe SSD 512GB、ディスプレイは13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、OSはWindows 10 Proを採用。

　インターフェイスは、USB 3.1 Type-C(USB PD、DisplayPort対応)、USB 3.1、USB 3.0×2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、Gigabit Ethernet、LTE(Micro SIM)、HDMI、ミニD-Sub15ピン、SDXC(UHS-I)カードスロット、207万画素Webカメラ、指紋/顔認証センサー、ステレオスピーカー、ステレオマイク、音声入出力端子などを装備。

　本体サイズは320.4×216.6×15～17.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.068～1.091kg。バッテリ駆動時間は最大約12.5時間。