※今後、新製品の登場、既存機種のメリット＆デメリットの新規発見、実販価格の変動などにより、随時ランキングが変わりますので、ご了承ください。
※「コダック・DC25」「コニカ・Q-EZ」「セガ・デジオ」は未発売であり、筆者がまだじっくりと使い込んでいないため、次回よりランキング対象とします。

[総評]

　今回は大波乱のベスト10となった。話題のサイバーショットは、実機を使う前は1位確実と思っていたが、カメラとしての基本機能に疑問があり、パソコンとの連携ソフトの使いにくさや接続キットの発売が遅れ、プリンターのWindows用ソフトの不備など、全体に完成度が今一つなため、今回は暫定的に4位とした。今後、これ以上の不備があった場合には、当然順位の低下は免れない。

　一方、富士のDS-7は上位機種の「DS-8」が発売されたものの、実販価格が4万円台後半とこなれてきたこともあって、順位は変わらず。「DS-8」は完成度は高まっているが、画期的な画質というよりも、使い勝手の向上がメインであり、まだ実販価格が6万円台と高価なため、3位に落ち着いた。ニューフェースの「CP-200」は、実力はなかなか高いものの、携帯性や実販価格の高さを考慮し、7位となった。また、次点となっている「DC50」は価格こそ高価だが、その画質は最新モデルを凌駕するほどのものを備えており、数少ない3倍ズーム搭載機であることもあって、今回は次点とした。