米iomega社は7日(現地時間)、名刺半分サイズのメディアを使用する携帯機器向けディスクドライブ「N*Hand」の開発を発表した。
「N*Hand」は20MBの容量を持ち、メディア1枚あたりの価格は10ドル以下になる見込み。用途としては、デジタルカメラや携帯情報機器、そしてこれらと接続されるプリンタなどが挙げられており、デジタルカメラに使用した場合、メディア1枚につき70~80枚の画像の保存が可能だという。なお、同製品は機器組み込み用として1997年後半に出荷される予定となっている。
現在、携帯情報機器向けのメディアとしては、「コンパクトフラッシュ」、「スマートメディア」(旧称:SSFDC)、「ミニチュアカード」などがあり、いずれも半導体メモリを使用したもので、2MBタイプで5千円程度の価格となっている。
□米iomega社のホームページ(11月11日現在、この件に関するニュースは掲載されていない)
http://www.iomega.com/
('96/11/11)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]