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日本IBM、拡張バッテリに対応したThinkPad X3011月5日発売 IBMダイレクト価格:209,000円より 連絡先:ダイヤルIBM 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)はB5ファイルサイズでシングルスピンドルのノートPC「ThinkPad X30」を11月5日より発売する。 2000年に発売したThinkPad X20シリーズの後継機。X20シリーズより本体サイズが若干小さくなり、パラレルポートを新たに備えた。また、底面のドッキングステーション用コネクタに拡張バッテリを取り付けられるようになり、標準バッテリとの併用で8.9時間の動作が可能になった。また、オプションのドッキングステーションもモデルチェンジし、「ウルトラベースX3」となった。 CPUやメモリ、HDD容量、無線LAN機能の有無、OSの違いなどにより、10モデルが用意される。CPUはモバイルPentium III-M 1.20GHzと1.06GHzが用意される。 最上位モデルの「2672-4HJ」はCPUにモバイルPentium III-M 1.20GHzを搭載する。メモリ 256MB(最大1,024MB)、HDD 40GB、IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能とBluetooth機能、OSにWindows XP Professionalを搭載し、IBMダイレクト価格は285,000円。最上位モデルからBluetooth機能を省き、無線LAN機能をCisco製に変更した「2672-4XJ」が280,000円。最上位モデルからBluetooth機能を省き、USB接続の外付けFDDを添付した「2672-4EJ」が275,000円、同価格でOSをWindows 2000に変更した「2672-4AJ」も用意される。さらに無線LAN機能を省き、USB接続の外付けFDDを添付した「2672-45J」(Windows XP Professional搭載)と「2672-41J」(Windows 2000搭載)がどちらも265,000円で用意される。 モバイルPenitum III-M 1.06GHzを搭載したモデルの中で最上位となる「2672-1BJ」(Windows XP Professional)と「2672-1AJ」(Windows 2000搭載)は、メモリ128MB(最大1,024MB)、HDD 20GB、無線LAN機能を搭載。USB接続の外付けFDDが付属して、IBMダイレクト価格は219,000円。無線LAN機能を省いた「2672-12J」(Windows XP Professional)と「2672-11J」(Windows 2000搭載)は209,000円。 このほかの仕様はほぼ共通で、チップセットにIntel 830MG、ビデオ機能はチップセット内蔵で、ビデオメモリはメインメモリを最大32MB共有する。ディスプレイは12.1型TFT液晶でXGA(1,024×768ドット)表示が可能。インターフェイスとしてパラレルポート、USB 1.1×2、IEEE 1394×1、Ethernet、V.90対応モデム、IrDA、Type 2 PCカードスロット×1、Type 2 CFスロット×1を装備する。ポインティングデバイスは拡張版TrackPoint。本体サイズは273×223×24.9~30.2mm(幅×奥行×高さ)、重量は1.62~1.66kg。 なお、ThinkPad 10周年記念モデルとしてX30をベースとし、トップカバーにピアノ調塗装を施した「10th Anniversary Limited Edition」が2,002台限定で発売されたが、今回発売されるのは通常モデル。台数限定ではなく、トップカバーもピアノ調塗装ではない。 □日本IBMのホームページ (2002年11月5日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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