|
■■キーワードが含まれる記事名
●キーワード
■■ ミノルタ、厚さ20mmの光学3倍ズームデジカメ「DiMAGE X」
~世界最速、1.8秒の起動時間
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0109/minolta.htm
光の3原色であるRGB(Red, Green, Blue)の補色、CMY(Cyan, Magenta, Yellow)を使ったカラーフィルタ。
デジタルカメラなどに使われているイメージセンサの内部では、フォトダイオードという半導体が光の強弱を電気信号に変換している。フォトダイオード自身は、明暗に反応するだけで色を識別する機能がないため、カラー化のためには、入射光を色要素別に採りこまなければならない。カラーフィルタは、この色分解を行なうためのもので、光の3原色であるRGBの3色を使うタイプを原色フィルタ、その補色であるCMY、あるいはこれに視覚的に敏感な緑を加えた4色を使用するタイプを補色フィルターと呼んでいる。
RGBが原色と呼ばれる由縁は、この3色の光を混ぜ合わせればあらゆる色を表現できる、色を出すもとになる色だからであり、ディスプレイなどもこのRGBの組み合わせで色を表現している。そのままストレートに扱えるデータであるため、一般に色の再現性がよいといわれ、デジタルカメラにはこのタイプがよく使われている。一方の補色フィルタは、光の透過率が高く感度の点で有利であるため、小型のデジタルカメラやビデオカメラには、このタイプがよく使われている。
【参考】
□フォトダイオード
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010802/key176.htm#PHOTODIODE
□CCD(Charge Coupled Device)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980324/key23.htm#CCD
□CMOSセンサ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000120/key104.htm#CMOS
■■ NVIDIA、グラフィックスを省略したnForce 415-Dチップセット
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0109/nvidia.htm
●IGP(Integrated Graphics Processor)
アイジーピー
●SPP(System Platform Processor)
エスピーピー
●MCP(Media and Communications Processor)
エムシーピー
NVIDIAが開発した、nForceチップセット「nForce Platform Processing Architecture」におけるチップの呼称。
ノースブリッジとサウスブリッジ、あるいはIntelのGMCH、MCH、ICHに相当する呼び名で、HyperTransportを使って接続された2つのチップに、PCの基本機能が納められている。
IGPは、ノースブリッジのチップで、CPUとメモリ周りの機能にグラフィックスコントローラ(NVIDIAはGPU[Graphics Processing Unit]と呼ぶ)を統合。IntelのGMCH(Graphics Memory Controller Hub)に相当するタイプである。このIGPからグラフィックス機能を省いたのがSPPで、こちらはIntelのMCH(Graphics Memory Controller Hub)に相当する。
ATAやUSBをはじめとするI/O周りの機能をまとめたサウスブリッジには、オーディオ機能(APU[Audio Processing Unit])とネットワーク機能(EthernetとHomePNA)も組み込まれており、これをMCP(Media and Communications Processor)と呼んでいる。 これは、IntelのICH(I/O Controller Hub)に相当するチップである。
□NVIDIA
http://www.nvidia.com/
【参考】
□チップセット
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980729/key40.htm#chipset
□MTH(Memory Translator Hub)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000525/key120.htm#MTH
□GMCH, ICH
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990624/key81.htm#GMCH
□HyperTransport(LDT)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000727/key129.htm#LDT
■■ 2002 International CES ビル・ゲイツ氏基調講演レポート
“Windows CE .NET”などeHome構想を支えるビルディングブロックを発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0109/ces04.htm
●WIA(Windows Imaging Acquisition)
ダブリューアイエー
Microsoftが開発しWindows Me/XPが標準でサポートする、イメージデバイスを扱うためのインターフェイス。
Windows 98に搭載されたSTI(STill Image architecture)を発展させたもので、スキャナやデジタルカメラ、ビデオ機器(※1)などのイメージデバイスをシステムが一括して管理。アプリケーションとデバイスドライバ間の橋渡しを行なう共通のインターフェイスを提供する。すなわち、デバイスのマネージメントとAPI(Application Programming Interface)、DDI(Device Driver Interface)を提供する中間層で、アプリケーションはWIAを介し、対応デバイスの制御や画像データの取得などを簡単に行なうことができる。
STIが提供していたAPIは、イメージデバイスにアクセスするための低レベルインターフェイスである。デバイスとコミュニケーションを行なう共通の手段は提供するが、「スキャンして画像データを受け取る」というようなまとまった処理を実現するためには、全ての制御をアプリケーション側で行なわなければならない。スキャナのコントロールソフトならともかく、結果を受け取りたいだけのアプリケーションにとっては、あまりありがたみのない存在であり、アプリケーションはもっぱら、TWAINが提供する高レベルAPIを使って、イメージデバイスにまとまった仕事をやらせていた。
WIAは、この高レベルインターフェイスをシステム側で提供するもので、WIA標準のユーザーインターフェイス(拡張してデバイス固有の機能を持たせることも可能)を用意。これを使って、ユーザーにイメージデバイスを操作させ、結果をアプリケーションに返すという一連の処理を、簡単な手続きで実行することができる。また、機能がOSに統合されているため、デジタルカメラ内の画像を、エクスプローラーでサムネイル表示してコピーするといったことが可能だ。
※1 WIA自体は静止画を扱うサービスであり、ビデオ機器の場合には、静止画として記録されているデータの取得、動画の再生と画面キャプチャの機能を提供する。
【参考】
□TWAIN
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971125/key8.htm#twain
■■ 2002 International CESレポート
Samsungなどがホームメディアサーバーを出展
~ML-R/RWドライブやBluetooth機器も展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0111/ces06.htm
米DataPlayが2000年に発表、2002年に発売を予定している小型光ディスク。
500円玉よりひとまわリ大きな直径32mm(厚さ0.6mm)のメディアに、片面250MB(ROMは200MB、両面ディスクはそれぞれ2倍の容量)の記録が行なえる。メディアは、カートリッジ(33.8×41×3.1mm[幅×長さ×厚さ])に納められており、読み出し専用のROMと追記型のR、ROM領域とR領域を持つハイブリッドタイプを用意。ドライブも52.3×47.5×11mm(幅×長さ×厚さ)と、コンパクトな設計になっている。
【参考】
□CD-R
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971224/key12.htm#cd_r
□CD-RW
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971224/key12.htm#cd_rw
□SCMS(Serial Copy Management System)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990401/key71.htm#SCMS
(2002年1月18日)