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■■ ダイジェストニュース
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/digest/
●エコマーク(eco-mark)
製造や使用、廃棄等による環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認定された商品に付けられるマーク。
環境物品(環境的により良い製品)の選択基準となるよう、'89年にスタートしたプログラムで、メーカーなどからの申請を受けて、財団法人日本環境協会(JEA~Japan Environment Association)が審査・認定。認定された商品には、このエコマークを使用することができる。
'96年にエコマークの実施要領が改定され、商品のライフサイクル全体にわたる環境負荷を考慮した、新たな認定基準を策定。この新基準をもとに、2000年9月にパソコン(デスクトップ、ノート、一体型)とその構成機器(ディスプレイ、キーボード、マウス)の認定基準が。2001年10月に、プリンタの認定基準が制定されている。
□日本環境協会
http://www.jeas.or.jp/ecomark/
■■ 総務省、コロケーション問題に関する公開ヒアリングを開催(Broadband)
http://www.watch.impress.co.jp/broadband/news/2001/12/19/soumu.htm
●コロケーション(co-location)
機材の設置スペースや電源設備、ネットワーク接続などを提供するサービス。また は、そのための共有スペースや共有設備。
「co-」は、共同の~という意味で、プロバイダが提供しているハウジングサービ スのように、設備や場所を提供するサービスを指す。また、NTTが通信業者に提供して いる通信設備の設置場所などもコロケーションという。
●DSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)
ディ(ー)スラム
複数のDSL回線を集線し、上位の回線に接続するための装置。
ADSL接続サービスなどで使われる、局側に設置されるADSL回線の収容装置で、一方に複数のADSLモデム、もう一方に光ファイバーなどの上位回線に接続するためのインターフェイスを備える。ユーザー宅のADSLモデムと直接対向するいわゆる集合モデムで、ユーザー宅から出た電話回線は、最寄りの収容局に引き込まれた後、このDSLAMのモデムインターフェイスの1つに接続される(電話とラインを共有している場合には、スプリッタで分波し、一方を電話の交換機にもう一方をDSLAMに接続)。DSLAMは、これらアクセス回線の帯域を束ねて、バックボーンの専用線やネットワークに接続。双方の橋渡しを行なう。
■■ 元麻布春男の週刊PCホットライン
壊れたAXキーボードの後継を探す ~新旧の英語キーボードをテスト
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011219/hot179.htm
●チャタリング(chattering)
スイッチが小刻みにON/OFFを繰り返す現象。
歯や機械などがガチガチ音を立てることをチャタリングという。機械的なスイッチのON/OFFを短い時間で見ると、接点が安定状態になるまでの間に、微妙な接触/非接触状態が入ってしまうため、多かれ少なかれこのような現象が生じてしまう。通常は、数ミリ秒以下の短時間で安定するのだが(接点や機構の劣化、汚れなどでひどくなる)、回路がこのON/OFFに敏感に反応してしまうと、1回の操作を複数回の操作と誤認してしまうため、フィルタを挿入して高速なON/OFF部分を除去(平滑)したり、ON/OFFを認識するまでに若干の遅延を設けるなどの方法で、チャタリングに反応しないように工夫している。
■■ 「Windows XP」に重大なセキュリティーホール ~米Microsoftがパッチを配布
~「UPnP」を利用しているWindows 98/98SE/Meユーザーも対象(INTERNET)
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2001/1221/windows.htm
●バッファオーバーラン(buffer over-run)
バッファの既定を越えるデータを受信しまうこと。既定の受信が完了した後に、さらにデータが続いていること。
入出力などの処理を効率良く行なうために用意するメモリをバッファといい、このバッファの既定を越えるデータを受け取ってしまう、あるいはバッファに書き込んでしまうことをバッファオーバーランという。一般には、バッファの許容を越えてデータを受信し、データが溢れてしまうバッファオーバーフロー(buffer overflow)同義だが、システム的なものをオーバーフロー、ハードウェア的なものをオーバーランと区別する場合もある。
バッファオーバーランを起こすと、通常はそれ以上のデータを受け取ることができないため、データ喪失という障害が発生する。セキュリティホールの1つとして大きな問題となっているバッファオーバーランは、ソフトウェアの設計上のミスから、確保したバッファサイズを越えるデータをメモリに書き込んでしまうことを指す。ほかの用途に割り当てられているメモリが書き換えられてしまった場合には、該当するプログラムやシステムに何らかの障害が発生するわけだが、これを悪用することによって、システムをダウンさせたり、任意のプログラムを実行したりといったことが行なわれてしまう。
なお、受信が既定量に満たない逆のケースは、バッファアンダーランという。こちらは、一般的な通信ではあまり問題にならないが、リアルタイム再生やCD-Rの書き込みなどでは、再生や書き込みが停止してしまうという障害が発生する。
【参考】
□バッファアンダーラン
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990722/key85.htm#buffer_underrun
[Text by 鈴木直美]
(2001年12月28日)