NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce GTX 295」のシングル基板ビデオカードが、リードテックジャパン、エルザジャパン、玄人志向から7月上旬より発売される。

　GeForce GTX 295の2008年12月発表時は、1枚の基板に1GPUを搭載したボードを上下に2枚配置したビデオカードになっていたが、新たに1枚の基板に2つのGPUを搭載した構造を採用した。リードテックジャパンによると、デュアル基板よりもエアフロー効率が向上しているという。

　仕様面は各社ともほぼリファレンス通り。コアクロック576MHz、SPクロック1,242MHz、メモリ容量は1,792MB、バス幅448bit×2。メモリクロックは999MHz(データレート1,998MHz)だが、リードテック、玄人志向の製品は1,008MHz(同2,016MHz)になっている。冷却機構は2スロット占有の大型クーラーを搭載する。

　リードテックは「WinFast GTX295(V2)」を7月上旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は59,800円前後の見込み。オリジナルのオーバークロックツール「WinFox」がバンドルされる。

　エルザは「ELSA GLADIAC GTX 295 V2」を7月上旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は64,000円前後の見込み。ディスプレイの解像度を確認できるオリジナルの「レゾリューションウォールペーパー」が付属する。

　玄人志向は「GF-GTX295-E1792HW/HD2」を7月上旬に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は58,000円前後の見込み。

エルザ「ELSA GLADIAC GTX 295 V2」	玄人志向は「GF-GTX295-E1792HW/HD2」