NVIDIA、55nmプロセスのデュアルGPU「GeForce GTX 295」
12月18日(現地時間)発表 米NVIDIAは18日(現地時間)、2基のGPUを搭載したビデオカード「GeForce GTX 295」を発表した。米国での実売価格は499ドル。出荷開始は1月上旬の予定。 65nmプロセスのGT200コアをベースに55nmにシュリンクさせたGT200bを初採用したビデオカード。また、GT200系でGPUを2基搭載する初のカードでもある。1GPUの主な仕様は、SP数が240、コアクロックが576MHz、SPクロックが1,242MHz、テクスチャユニットが80基、ROP数が28基。メモリは448bit接続1,998MHz動作のGDDR3を896MB搭載する。 プロセスが微細化したことで、1GPUあたりの消費電力や、空冷の騒音レベルはGT200コアより抑えられているが、カード全体での最大消費電力は289Wに達し、電源は6ピンと8ピンを接続する必要がある。 バスインターフェイスはPCI Express 2.0 x16。ディスプレイインターフェイスは、DualLink DVI-I×2とHDMIを装備。内部的にはDVIはプライマリGPU、HDMIはセカンダリGPUに接続されている。 2つのGPUをSLI接続するか、独立させて動かすかはドライバで設定可能。また、後者の場合、片方をPhysX専用に割り当てられる。カードを2枚用意することでQuad SLIにも対応する。 □NVIDIAのホームページ(英文) (2008年12月19日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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