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ソーテック、2002年上期は89億円の赤字11月18日発表 株式会社ソーテックは18日、2002年上期(2002年4月~9月)の決算を発表、当期利益マイナス89億8,900万円の赤字となった。 発表によると売上高は158億9,900万円で前年同期比23.6%減。営業利益はマイナス37億4,100万円、経常利益はマイナス37億9,300万円で、いずれの数値も前年同期を上回る欠損となっている。 経常利益の損失に加え、為替予約評価損10億円を含む特損が15億円、繰延税金資産の取り崩しによる法人税調整額約35億円などが加わり、純損失は89億8,900万円に上っている。また、棚卸し資産の一部として発送指示終了分のPC本体7,331台(7億2,500万円)が在庫として計上されている。 同社は2002年度上期を次年度以降の収益力回復に向けた準備期間と位置付け、リバイバルプランを導入。販管費を前年同期比29.1%減、15億5,500万円減の37億9,300万円に削減したほか、サポート・保守・修理事業を担当する子会社への出資比率を引き上げ、109名の社員を出向させた。 通期見通しとして具体的な数値はあげられていないが、経営構造改革のほか、18日に発表した「MEDiA USB STiCK」のような情報端末分野への進出や、欧米、アジアでの販売戦略の構築、販売政策の見直しなどで、近い将来の単月黒字転換を目指すとしている。 □ソーテックのホームページ (2002年11月19日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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