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ピラーレスはマジでたまらんな!出来が良すぎるZETAコラボのゲーミングPC。ゲーム10タイトルで検証
~パソコン工房「LEVEL-M5A6-R97X-TKX-ZETA DIVISION [RGB Build]」
- 提供:
- 株式会社ユニットコム
2025年10月10日 10:00
パソコン工房のミニタワーゲーミングパソコン「LEVEL∞ M-Class」に、プロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」とのコラボモデルが登場した。
そのコラボモデルとなる「LEVEL-M5A6-R97X-TKX-ZETA DIVISION [RGB Build]」は、見た目にも性能にもこだわりが感じられる仕上がり。最新&定番ゲームの10タイトルをフルHD/WQHD/4Kの解像度で検証し、冷却性能や動作音も併せてチェックしていこう。
※掲載の価格・仕様は記事執筆時点のものです
ピラーレスでLEDの見栄えが抜群
ZETA DIVISIONは、数多くのプロゲーマーやストリーマー、クリエイターが所属し、さまざまなイベントを開催、ゲーミングデバイスやアパレルも手がける“ゲーミングライフスタイルブランド”だ。そのZETA DIVISIONとパソコン工房のコラボモデルとして登場したのが「LEVEL-M5A6-R97X-TKX-ZETA DIVISION [RGB Build]」だ。
ミニタワー型のLEVEL∞ M-Classに属するデスクトップゲーミングPCで、サイズは突起物を含まず約242×432×433mm(幅×奥行き×高さ)と比較的コンパクト。CPUクーラーは空冷で、ケースファンを天面に3基、側面に2基、背面に1基の配置して強力なエアフローを確保している。
そして、注目は内部がよく見えるピラーレス仕様(前面と側面の間の柱がないデザイン)かつガラス面にZETA DIVISIONのロゴがあしらわれていること。6基のファンはすべてLEDが内蔵されており、ハデな演出も楽しめる。
今回はホワイトカラーモデルを試用しているが、ブラックカラーも用意。好みで選べるようになっている。
GPUは最新世代のGeForce RTX 5070で強力
ゲーミングPCでもっとも重要なビデオカードには、NVIDIA最新世代の「GeForce RTX 5070」を採用。Blackwellアーキテクチャを採用し、CUDAコアを6,144基備えるRTX 50シリーズのミドルモデルだ。ブーストクロックは定格の2,512MHzとなっていた。
GeForce RTX 50シリーズの大きな強みは前世代から大幅に強化されたAI性能。1フレームから最大3フレームをAIによって生成するマルチフレーム生成対応の「DLSS 4」をサポートしているのだ。すでに175タイトル以上が対応しており、フレームレートを大幅に向上できる。
また、ビデオメモリは高速なGDDR7を12GB搭載。美麗なグラフィックの重量級ゲームでは8GBだと不足するケースが増えているため、ここは心強いところ。画像生成やLLM(大規模言語モデル)といった大容量メモリを求めるAI処理にも強い。
CPUは、AMDのRyzen 9000シリーズから中位の「Ryzen 7 9700X」を搭載。8コア16スレッドで最大5.5GHz駆動とゲームプレイには十分なスペックを備えながら、手頃な価格、TDP 65Wなので低発熱、低消費電力であることから、長期間トップクラスの人気を獲得している。ミドルレンジCPUの定番と言ってよいだろう。
そのほかのスペックは、メモリがDDR5-5600を8GB×2枚搭載で合計16GBとゲームプレイには問題のない容量を搭載。ストレージは1TBのNVMe SSDが採用されており、当面はゲームのインストールに困ることはないだろう。電源ユニットは750W出力で、80PLUS Bronze認証を取得したものが搭載されていた。
なお、注文時に構成をカスタマイズでき、メモリは最大64GBまで、ストレージは最大3台まで搭載が可能だ。CPUクーラーを簡易水冷に変更することもできる。
ミニタワーだが内部はメンテナンスしやすい
次はPCケースをチェックしよう。比較的コンパクトなミニタワーだが内部はスッキリ。ピラーレスはガラスを外せば内部にアクセスしやすくメンテナンスが容易なのもよいところだ。
ビデオカードは3連ファンの大型タイプだが、サポートステイでガッチリ上下から固定されており安心して移動させられる。
右側面の2基の吸気ファン、天面と背面の合計で4基の排気ファンを設置と、強力なエアフローが構築されており、ゲームプレイによる高負荷な状態が長時間続いても安心だ。
最新&人気の10タイトルで検証!4K最高画質でどこまで戦える?
ここからは、実際の性能をチェックしていく。まずは、定番のCPUパワーを測定する「Cinebench 2024」、PCの基本性能を測る「PCMark 10」、3Dベンチマークの「3DMark」を実行する。
定番ベンチマーク
Cinebench 2024はMulti Core、Single CoreともRyzen 7 9700Xとして順当と言えるスコアだ。PCMark 10のスコアもすべて高く、オフィスワークも快適にこなせる。3DMarkに関しても、Fire Strike以外はアベレージスコアを超えており、RTX 5070の性能をしっかり引き出せているのが分かる結果だ。
PCゲーム10タイトル
実ゲームはどうだろうか。今回は描画負荷が軽めから重量級まで10タイトルを用意した。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類。基本的に最高画質設定でアップスケーラーやフレーム生成に対応しているものは、それぞれ利用している。テストしたゲームの測定条件はこちらに記載している。
オーバーウォッチ2、Apex Legendsは4K最高画質でも高いフレームレートを出している。高リフレッシュレートのゲーミングモニターと組み合わせても、その性能を生かしきることが可能だ。
ストリートファイター6、ELDEN RING NIGHTREIGNは最大60fpsのゲームで、その上限に到達した。
モンスターハンターワイルズといった重量級ゲームもマルチフレーム生成に対応していることもあって、ほとんどが4K解像度でも快適なプレイが可能なフレームレートが出ている。
唯一例外なのがDOOM: The Dark Agesだ。描画負荷の高いパストレーシングを有効したことで4Kではビデオメモリが12GBあってもやや不足し、フレームレートが伸び悩んだ。しかし、それ以外はすべて問題なくフレームレートが十分出ており、多くのゲームを快適にプレイできるパワーを持つのは確かである。
CPUとGPUの温度とクロックもチェック!十分な冷却力を確保
最後にサイバーパンク2077を10分間実行したときのCPUとGPUの温度をシステム監視アプリの「HWiNFO Pro」で測定した。室温は23℃だ。合わせて動作音も前面と上部、背面のそれぞれ10cmの位置に騒音計を設置して測定している。
CPUは小型のリテールクーラーを使用しているためやや高いが、それでも平均83.4℃と心配のいらない温度。ビデオカードは平均66.9℃とRTX 5070としては非常に低く、ケース内に6基のファンが搭載されていることもあって、十分な冷却力が確保されている。
そのぶん動作音はちょっと大きめだが、そこは冷却力とのトレードオフだ。長時間安定したゲームプレイを重視するなら、よく冷えるほうが重要だろう。むしろゲーム中はヘッドフォンなどを付けるわけで、音は気にならないはずだ。
ピラーレスを採用し、LED内蔵のファンを多数搭載することで見た目よし、冷却力よしに仕上がった1台。Ryzen 7 9700XとRTX 5070は2025年9月時点でどちらもコストパフォーマンスのよさから人気のパーツであり、ほとんどのゲームで高いフレームレートを出せる。見た目にも性能にもこだわりたい人にピッタリだ。




































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