トピック
プロも目指す20歳の女性ゲーマータレント桃井ルナ。CPTスーパープレミアジャパンでの奮闘を密着取材!
~大会を裏で支えたマウスコンピューターのゲーミングPCがセール販売
- 提供:
- 株式会社マウスコンピューター
2024年11月28日 06:30
武蔵野の森 総合スポーツプラザにおいて11月2日、『ストリートファイター6』の公式大会「CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」が開催された。主催はJCGで、特別協賛は京王電鉄。
カプコン主催の大規模世界大会「CAPCOM CUP 11」が今年は日本の両国国技館で開催されることもあり、SUPER PREMIERの本大会では上位2名に「CAPCOM CUP 11」の出場資格が与えられる。
『ストリートファイター6』は2023年6月発売された「ストリートファイター」シリーズ最新作。ワンボタンで必殺技が出せるモダン操作など、初心者に配慮した機能を搭載し、初めての人でも格闘ゲームが楽しめる。実際に本作では今まで格闘ゲームをプレイしたことのないプレイヤーも多く、発売から1年半が経過した今なお、多くの新規プレイヤーがプレイする人気のタイトルだ。
女性プレイヤーの参加が多いのも注目ポイントだ。人気ストリーマーたちの中でも人気が高く、VTuber含み、多くの女性プレイヤーたちが『ストリートファイター6』で遊ぶ様子を配信しており、さらに注目を集めている。
そんな女性プレイヤーの中でも要注目の1人が桃井ルナ。プレイヤーネームは活動当初からのハンドルネーム「べてぃ」ちゃん。倉持由香さんがプロデュースするG-STAR Gaming所属タレントの1人だが、『ストリートファイター6』の中でも世界トップ500位のみに与えられる「LEGEND」称号の取得経験もある超凄腕ゲーマーだ。
今回、桃井が「CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」に参戦するにあたり、その奮闘を密着取材した。
ちっちゃな頃からゲーム好きの桃井ルナが、ついに武蔵野の森の大地に立つ
大会初日の予選では、まず1,000人以上が参加するプレイヤーの中から256人が勝ち抜き、次のプール2にて128人まで絞られる。ここまで勝ち上がれば翌日に行なわれる最終予選に参加できる。
そんな会場に颯爽と姿を現した桃井は長袖パーカーとショートパンツというかわいさと妖艶さも感じさせるいでたちだ。早速試合前に今日の大会の意気込みなどについて聞いてみた。
格闘ゲーム歴は、ストリートファイターVから始め、今でちょうど3年くらい。FPSはチーム戦なので気疲れする時があるので、1人で遊べるゲームをやりたいと思って始めたという。
『ストリートファイター6』は「展開が早くて、ずっと集中していないといけないんですけど、それが楽しくて、それでいて1戦の重みをすごく感じるところ」が魅力だという。
普段からゲーミングPCを使ってゲームを楽しんでいる桃井ルナに、ゲーミングPCでゲームを遊ぶメリットについて尋ねると「グラフィックスがキレイなのがうれしい」とのこと。
今回の大会への出場については「今まで海外でしか開催されていなかったCAPCOM CUPが日本で行なわれるのはすごいなと思って、これに参加したくて出場を決めました。大会自体もとても好きなので楽しめたらいいなと思っています」と前向きな姿勢を見せた。
まさかの初戦敗退
予選は次々と進行していき、いよいよ桃井ルナの出番だ。試合前には普段からアドバイスを受けている、ジュリの”師匠”とも言えるプロゲーマーと談笑し、試合前の緊張をほぐす様子が見られた。
初戦の相手は、同じジュリを使用するプレイヤー。試合内容は悪くなかったのだが、緊張などもあってか要所で攻め切られてしまい、0-2でまさかの初戦敗退となってしまった。
いきなり負けてしまったが大会はこれでは終わらない。本大会はダブルエリミネーション方式を採用しており、負けた場合もルーザーズと呼ばれる敗者復活戦があるのだ。
そのため、敗戦のショックを引きずる間もなく、引き続きルーザーズの試合が開始される。次の対戦相手は春麗を使用するプレイヤー。先ほどの敗戦が逆に緊張をほぐしたようで、見事2-0で初勝利を飾る事ができた。
次の相手は豪鬼を使用するプレイヤー。最初は追い込まれたものの、華麗な逆転劇を見せた。
ここで最初のプールを抜けるプール決勝となるが、ここで出てきたのが先ほど完敗してしまった、ジュリ使い。初戦の悪夢再びとなってしまうのか、とも思われたが、この試合は終始桃井ルナのペースで試合が展開。全体的に有利な立ち回りを見せ、初戦での連敗を覆す2-0での勝利を決め、上位256人が勝ち残る次のプールにコマを進めた。
プール抜けが確定した後に話を聞くと「ようやく手が温まってきましたね」と余裕の一言。最初の試合については「もう緊張感がヤバかった!ここまで来たのに私、何やってるんだろう……とショックでした」と緊張していた事実を明かした。
緊張をほぐす方法については「あまり周りの目を気にせず、家のようにリラックスした姿勢で試合をすること」と語った。確かに初戦では両足を綺麗に揃えて座るなど、明らかに固くなっていたが、後半になるとゆったりと足を広げてリラックスした姿勢で椅子に座るようになっていた。
試合内容については「私、同キャラ(ジュリ)戦がめっちゃ嫌いなんですよね!緊張のあまり相手の中足攻撃が刺さりまくってしまったので反省です」と初戦を振り返る。気持ちの切り替え方について聞くと「ルーザーズになると、もう負けたら即帰宅になっちゃうんで、絶対に帰りたくない!という気持ちを前面に出す事で頑張れました」と背水の陣で臨んでいた心境を語った。
プール決勝では、1度負けた相手との再戦だったが「このゲーム、負けた方が逆に分かる事も多いので、逆に有利かなと思って強気にできました」とし、圧巻の勝利について語った。
初日の壁は高かった
そして迎えた第2プール。初戦の相手は強豪キャミィ使いだったが、緊張は感じられず2-0で完封。あと2試合勝利すればプール抜けとなり、翌日の予選にも参加できる。
続く相手はブランカ使い。立ち回りや読み合いではいい駆け引きを見せていたが、相手が1枚上手だったようで、0-2で敗退し、桃井ルナの最終成績は193位という結果に終わった。
試合終了後に感想を聞くと「負けたのは悔しいけど、あと2勝というところまで来られたので、思ったよりいけました」とした。
本大会はすべての試合をゲーミングPCで行なったのもポイントだ。一般的にこうした大規模大会では据置ゲーム機が使われることが多いが、本大会では協賛するマウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」のゲーミングPC「G-Tune DG-I7G6T」を始めとするPCが採用された。
ゲーミングPCで実際に試合をしてみてどうだったかも桃井に聞いてみると「いつも家ではゲーミングPCで『ストリートファイター6』をやっているので、同じ環境で試合できるのはうれしかったですね」と語った。
『ストリートファイター6』では女性プレイヤー率が非常に高いので、そんな女性プレイヤーに向けて大会の魅力も聞いてみた。
「こういう大会の会場はお祭り気分なので、来るだけでも楽しいですし、プロの選手にも遭遇できるんですよ!間近でプロの選手たちの試合も見られるし、大会ならではの空気感も味わえますから、遊びに来るだけでも収穫があるし、同じ趣味の友達も増えますので、気軽に来てほしいです!」(桃井)。
前述の通り、世界一を決定するCAPCOM CUP 11は、両国国技館で開催される。全世界のトッププレイヤーが集結する大会を間近で見られるまたとないチャンスだ。観戦チケットは11月15日から発売となっている。売り切れ必至のこのチケット。『ストリートファイター6』ファンならぜひ入手しておきたい。
最後に桃井に、今後の『ストリートファイター6』への取り組みについて聞くと「今後プロライセンスの大会がいくつかあるんですが、そこで優勝してプロになるのが目標なので、ランクマッチでの練習を引き続き頑張りたい」とし、プロライセンスが発行される大会での勝利という高い目標を掲げてくれた。
なお、インタビューから1週間後、桃井ルナは、名古屋NTPOJAライセンスツアー2024で勝ち上がり、決勝進出を果たした。ここで優勝すれば念願のライセンス獲得となる。
名古屋NTPOJAライセンスツアー2024
— 名古屋OJA【公式】 (@Nagoya_OJA)November 9, 2024
〜New Hero は俺だ〜 第2戦
決勝進出者決定🎉
決勝大会進出おめでとうございます!!
<決勝進出者(順不同)>
トモロック (@tomorock21dj)
べてぃ (@xxbetty_)
1100g (@1100g1100g)
ts (@ts4g9jx)
AOKIAKIO (@aokiakioaiko)
黒ぶち…pic.twitter.com/fbHOn9aGrC
ゲームタイトルを盛り上げるのがゲーミングPCメーカーの使命
本大会に協賛するマウスコンピューターの桑園勉氏も大会会場にいたので、今回のようなイベントに協賛する理由について聞いてみた。
「当社は、ゲームタイトルが盛り上がることに協力させていただくことが、我々ゲーミングPCブランドを持っているPCメーカーの使命だと考えていますので、『ストリートファイター6』のさらなる盛り上がりに期待をして協賛させていただいてます」とした。
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」は本大会以外にも多くの『ストリートファイター6』関連イベントや大会などにも協賛しており、毎年開催されている「ストリートファイターリーグ: Pro-JP」でも同社のゲーミングPCが使用されている。
今回会場で使用されている同社のゲーミングデスクトップPC「G-Tune DG-I7G6T」の特徴については、「今回用意したDG-I7G6Tは『ストリートファイター6』推奨の認定を取らせて頂いたモデルとなっていますので、これを機会に『ストリートファイター6』向けのゲーミングPCの購入を検討されている方にはオススメのモデルとなっています」と語った。
『ストリートファイター6』は試合のみであれば最上位スペックでなくてもプレイできるように開発されているが、『ストリートファイター6』の世界を自由に旅して楽しめるシングルプレイヤーの没入型ストーリーモード「ワールドツアー」については、高性能なゲーミングPCほど快適にプレイできる。そのため、「G-Tune DG-I7G6T」なら、最高品質のビジュアルで『ストリートファイター6』ワールドが満喫できるのだ。
しかも今回、本大会で使用したPCをリストアした上で、アウトレットとして値引き価格で提供する施策も行なっている。つまり、マウスコンピューターが協賛することで「G-Tune」のゲーミングPCが大会などで使われて『ストリートファイター6』が盛り上がり、視聴者などお客さんも割引価格でゲーミングPCが購入できるという正にWIN-WINの関係が構築できているのだ。
大会で使用されたマウスコンピューターのG-Tuneをご紹介
熱戦が繰り広げられたCAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN。その大会で使用されたのがマウスコンピューターのミニタワー型ゲーミングPC「G-Tune DG-I7G6T(ホワイトカラーモデル)」だ。
今回、大会で使用された製品が、アウトレット品として通常価格の30万2,500円より、3万7,700円安い26万4,800円で販売されており、本製品にはノベルティとして大会ロゴステッカーも添付されている。ゲーミングPCとして“プロが集う大会で使用された”というこれ以上ない実績を持っているだけに、これからゲームを楽しみたい人にとってピッタリの1台だ。
さわやかなホワイトカラーにゲーミングらしいLEDの演出も
まずはデザインをチェックしていこう。ミニタワー型だが、さわやかなホワイトカラーリングなので圧迫感がないのがポイントだ。その一方で、左側面は強化ガラスを採用し、中の様子が見えるのに加えて、3基の内蔵ファンには赤色のLEDを搭載。ゲーミングPCらしい演出も楽しめる。本体のサイズは約464×396×390mmで、重量は約10.7kgだ。
なお、アウトレット品と言っても、3年保証や、24時間365日の電話サポートなど、マウスコンピューターならではの手厚い保証は通常のモデルと変わらないので安心して購入が可能だ。
高いスペックでゲームを快適に楽しめる
続いてスペックを紹介しよう。CPUは、第14世代のCore i7-14700Fを採用。パフォーマンス重視のPコアを8基、効率重視のEコアを12基で合計20コア28スレッドとゲーム向けとしては十分過ぎるコア数を搭載している。動作クロックも最大5.4GHzと高く、クリエイティブワークも十分こなせるパワーを持つ。
ゲーミングPCの心臓部と言えるビデオカードには、NVIDIAの最新世代となるGeForce RTX 4060 Ti(8GB)を採用。4,352基のCUDAコア、8GBのGDDR6メモリと搭載し、大会の実績から『ストリートファイター6』が快適にプレイできるのはもちろん、ほとんどのゲームをフルHD~WQHDまで快適に楽しめる性能がある。
アップスケーラーとフレーム生成を組み合わせてフレームレートを大幅に向上させられる技術「DLSS 3」をサポート、第8世代のNVENCによってH.264/HEVCに加えて、AV1のハードウェアエンコードも可能と、ゲームをプレイしながらの配信も行ないやすい環境が整っている。
メモリはDDR5-5600が16GB(8GB×2)、ストレージは高速なNVMe SSDが1TBとどちらもゲームプレイにおいて十分な容量が確保されている。
性能をチェック
ここからは性能をチェックしていこう。まずは、CGレンダリングでCPUパワーを測定する「Cinebench 2024」とPCの基本性能を測定する「PCMark 10」を実行しよう。
Cinebench 2024は、全コアに負荷がかかるMulti Coreもコア単体のSingle CoreもCore i7-14700Fの性能がしっかり発揮されているスコアを出している。
PCMark 10に関してもWeb会議やWebブラウザを中心としたEssentials、表計算、文書作成のProductivity、写真や映像編集のDigital Content Creationとも高いスコアを出しており、ゲームだけではなく、どの用途で使っても快適にこなせる性能があると言ってよいだろう。
3Dベンチマークの定番「3DMark」も試そう。DirectX 11ベースの「Fire Strike」とDirectX 12ベースの「Steel Nomad」を実行した。
どちらもGeForce RTX 4060 Tiの標準的なスコアを出しており、GPUの性能が十分に発揮されている。多くのゲームを快適に楽しめる性能が備わっている。
ゲームへの集中を乱さない優れた静音性と安心の冷却性能
冷却性能もチェックする。CPUとGPUの両方に負荷がかかる3DMarkのTime Spy Stress Testを10分間連続で動作させたときの温度推移を「HWiNFO Pro」で追っている。CPUは「CPU Package」の値、GPUは「GPU Temperature」の値だ。
CPUは平均41.6℃、GPUは平均61.5℃と、まったくと言ってよいほど心配のいらない温度。よく冷却できている。特にCPUは24cmクラスの簡易水冷クーラーを採用していることもあって、非常に低い温度だ。
そして特筆すべきは動作音が静かであること。このテスト中に前面10cmの位置に騒音計を設置したが、動作音は35.8dBと非常に低かった。本体にかなり耳を近づけなければ、ファンの音がハッキリ聞こえないレベル。ヘッドフォンをしないでゲームをプレイしたい人には大きなポイントになるだろう。
Wi-Fi 6Eの無線LANに前面HDMI出力も搭載
そのほかの特徴にも触れておこう。フロントの端子には、USB 3.2 Gen 1 2基、マイク入力、ヘッドフォン出力に加えて、HDMI出力も用意。ケース背面上部のHDMIコネクタから、ケーブルをビデオカードのHDMI端子に接続することで、HDMIを利用するVR向けヘッドマウントディスプレイなどを取り付けやすくなっている。
ネットワークはGigabit Ethernetの有線LANに加えて、Wi-Fi 6E(最大2.4Gbps)の無線LANも搭載。Bluetooth 5もサポートしているので、コントローラなどを接続しやすいのもうれしいところだ。