トピック

これからのモバイルノートを買うならメモリ16GBは必須でNPU搭載も考慮したい。その理由とは

~デルの軽量モバイルノート「Latitude 7350 Ultralight」とメモリ8GBの旧世代機で比較

最新のインテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 1)を搭載するデル「Latitude 7350 Ultralight」(左)と「Latitude 5350」(右)

 PCの機能や扱うコンテンツがリッチになってきたことで、「メモリ8GBでは少なすぎる」「最低でも16GBは欲しい」と考える人が今やほとんどだろう。近頃はオフィス通勤とテレワークを組み合わせたハイブリッドワークが広がり、ビデオ会議は当たり前。それと同時にドキュメントを開いて画面共有したり、調べ物のためにWebブラウザも起動したりと、同時作業が必要になることも珍しくない。そうするとなおのことメモリ消費量は大きくなるし、おまけに処理性能が足りるかどうかも心配だ。

 というわけで、改めてメモリ8GBと16GBとでどんな違いがあるのかを検証してみた。また、生成AIへの注目の高まりとともに、最新のモバイルノートはAI処理を専門に受け持つNPUを搭載するものが増えてきた。これによって処理性能がどう変わってくるのかも確かめてみた。

メモリ8GBと16GBでは「余裕」に大きな差が生まれる

 さっそくメモリ容量による差やNPUの効果をチェックしてみよう。今回メインで使用するのはデル・テクノロジーズ(以下、デル)の最新ノートPC「Latitude 7350 Ultralight」(メモリ16GB、インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U、NPU搭載)。それに対して、概ね買い替え時期にあると思われる3年前発売の「Latitude 5320」(メモリ8GB、インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー、NPU非搭載)とで比較してみた。

最新の「Latitude 7350 Ultralight」(左)と旧世代の「Latitude 5320」(右)
Latitude 7350 Ultralight
OSWindows 11 Pro
CPUインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U(12コア14スレッド、最大4.80GHz、Processor Base Power 15W)
GPUIntel® Graphics (CPU内蔵)
メモリ16GB (LPDDR5x、6400MT/s)
ストレージ512GB (PCIe 4.0 x4、NVMe M.2 SSD)
ディスプレイ13.3型液晶 (1,920×1,200ドット、60Hz、タッチ対応)
インターフェイスThunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen.1 (Type-A)、HDMI 2.1、ヘッドセット端子
通信機能Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4
カメラ500万画素 (1080p/30fps)
サウンドステレオスピーカー
キーボード83キー日本語キーボード
バッテリリチウムイオン
同梱品ACアダプタ (最大65W)
サイズ約299×212.86×16.67~17.60mm
重量約0.989kg
Latitude 5320
OSWindows 10 Pro
CPUインテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー(4コア8スレッド、最大4.20GHz、TDP 12/28W)"
GPUインテル® Iris® Xe グラフィックス
メモリ8GB (DDR4-3200)
ストレージ256GB (PCIe 3.0 x4、NVMe M.2 SSD)
通信機能Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
サイズ約305.70×207.50×16.96mm
重量約1.18kg

 まずはメモリ容量による差。一般的なベンチマークツールでは違いが表れにくいため、Webブラウザで連続的に30個までタブを開き、メモリ消費量がどのように変化していくかを見てみた。その様子を動画にしたのが下記だ。

【動画】Webブラウザでタブ30個を開いていくときのメモリ消費量比較

 8GBのLatitude 5320は、テスト開始時点ですでに物理メモリの半分以上が使用中となっており、1つタブを開くごとにおよそ100~200MBずつ消費している。最終的に「利用可能」なメモリ残量は300MB余りというカツカツな状況になってしまった。これだと、他のアプリを同時に扱う時には、メモリ上のデータを一時的にストレージに待避させるスワッピングがおきるため、パフォーマンスが落ちることが想像できる。

 一方、16GBのLatitude 7350 Ultralightはスタート段階で8GB以上の残量。テスト中のメモリ消費の傾向は変わらないが、最終的には3.3GBと、8GBマシンの10倍の余裕を残した。他のアプリが稼働できる余地は明らかに大きく、ここに16GB搭載する意義があると言えるだろう。

 ちなみに動画では、すべてのタブを開ききるのは8GBのマシンの方が早かった。が、これはネットの混雑や通信の状況が影響したためと思われる(どちらのマシンもキャッシュは全削除状態で実行している)。ビジネス向けのアプリについて、単体動作ではメモリ容量の差で処理性能が変わることは少ないが、「複数アプリを満足に実行できそうか」という意味では「16GBにした方がいい」ことは間違いない。

ビデオ会議の「背景ぼかし」など高負荷処理をNPUが肩代わり

 続いて、Latitude 7350 Ultralightが搭載するインテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 1)の持つNPUの効果を見ていきたい。現状、NPUを活用するアプリはまだ多くないが、ビデオ会議中に利用できるNPU対応機能としてWindows標準の「Windows Studio Effects」がある。NPU搭載マシンで、Webカメラを使用するときに有効化可能だ。

Latitude 7350 Ultralightの内蔵Webカメラ
プライバシーシャッターも搭載する

 Windows Studio Effectsでは、人物が中心になるように追いかける「自動フレーミング」と、カメラ目線にする「アイコンタクト」、人物の背景をぼかす「背景の効果」という3つの機能がある。これらはカメラ映像を1フレームずつ判定、処理していくような形になる。一般的にはCPUによるソフトウェア処理だと負荷が大きすぎ、処理が間に合わずカクついたり、そもそも性能が低いと機能自体を利用できないこともある。そこで高性能なGPUでハードウェア処理することが多いわけだが、これはこれで、消費電力が大きいので、バッテリ駆動時間が減ってしまう。しかし、インテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 1)ならNPUがその役割を担えるのだ。

Windows Studio Effectsの設定画面。エフェクトオフのときはNPUは動作していないことが分かる

 散らかった部屋を相手に見せたくないときなど、使う頻度が高そうな「背景の効果」を有効にしてみると、CPUの負荷はほとんど変わらないまま、NPUが稼働することで人物以外の背景をしっかりぼかしてくれた。この時のNPUの使用率は16%前後だ。

「背景の効果」のみオンにした。CPUはほぼ変わらないが、NPUは16%前後の使用率に

 ほかの2つのエフェクトも有効にして3つ同時に処理する状態にしても、NPUは20%前後の使用率。CPU負荷ももちろん変わらない。メモリ使用量が極端に増えることもなく、ビデオ会議をしながら他のアプリを積極的に使ったとしても、そのアプリの処理が重くなるようなことは避けられるだろう。

3つのエフェクトをオン。NPU使用率は少し上がって20%前後、CPUにはやはり目立った影響がない

 なお、Latitude 7350シリーズでは後述する通りIntel vPro® プラットフォーム対応CPUを選択することもできる。vProにはセキュリティ機能の1つとしてウイルススキャンなどを行なうインテルTDT(スレット・ディテクション・テクノロジー)が含まれるが、その処理をNPUに担当させられる。NPU搭載のvPro機なら、ウィルススキャンの動作に関係なく、常に本来業務にCPUパワーを割けるようになるはずだ。

 つまり、NPUの恩恵は現時点でもビジネスパーソンが受けられるというわけだ。

Wi-Fi 7にも対応する軽量モバイルノート「Latitude 7350 Ultralight」

 今回のテストで扱ったLatitude 7350 Ultralightについて、改めて紹介しよう。

 Latitude 7350シリーズは、2024年3月発売の13.3型ビジネス向けモバイルノート。スタンダードモデルと2in1モデルがラインアップし、そのスタンダードモデルをベースにハイスペックなモジュールや軽量素材を使用したのが「Latitude 7350 Ultralight」というモデルだ。

筐体にマグネシウムを用いるなどして軽量化したLatitude 7350 Ultralight

 マグネシウムが主に用いられている筐体のサイズは299×212.86×16.67~17.60mmで、縦横幅はほぼA4ぴったり。1kgを切る約0.989kgという軽さも実現し、高い機動性が期待できる。クラムシェルタイプではあるものの、ディスプレイ部は180度開いて使用することも可能だ。

持ち運びしやすいコンパクトなA4サイズ
ディスプレイは180度開いて、対面の相手に画面を見せたりしやすい

 試用機のスペックは、CPUにインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U(12コア14スレッド、最大4.80GHz、Processor Base Power 15W)を搭載し、NPUももちろん備える。16GBのメモリには低消費電力ながら高速なLPDDR5xを採用している点も見逃せない。これによりバッテリ駆動時間の延長が期待できるからだ。

 実際のパフォーマンスについては、下記にあるベンチマークソフトの「PCMark 10」と「3DMark」の実行結果を見てほしい。

インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155Uを搭載
「PCMark 10」の実行結果。インテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 1)搭載モデルらしい高いパフォーマンス
「3DMark」の実行結果。軽量な3Dグラフィックスの描画には十分な性能

 13.3型ディスプレイはタッチパネルで、FHD+解像度(1,920×1,200ドット、60Hz)というオフィスアプリに向いた縦方向にやや広いタイプだ。Ultralightでは最大400ニトの輝度でsRGBの色空間を100%をカバーし、HDR動画にも対応するパネルを採用しているため、明るい場所での使用やオフタイムでの動画視聴にも適している。

1,920×1,200ドット、sRGB 100%の高輝度ディスプレイ

 キーボード左右と底面に埋め込まれたクアッドスピーカーは前世代より音量が15%アップ。動画視聴時やビデオ会議時の音質向上が図られている点も見逃せない。

キーボード左右と底面に設けられたクアッドスピーカー。前世代より音量と低音がアップした

 ネットワークは最新規格であるWi-Fi 7(バンド幅320MHz)が利用可能となっている。Wi-FiモジュールにはIntel BE200を採用しており、対応するWi-Fi 7ルーターとの組み合わせでは最大5.8Gbps(理論値)と、一般的な有線を超える通信速度に達する。

 インターフェイスにはThunderbolt 4が2つ、USB 3.2 Gen.1のType-Aポートが1つ、さらに外部モニター接続用のHDMI端子とヘッドセット端子を装備する。Thunderbolt 4は両方ともDP AltとUSB PDに対応。13型クラスで厚さ17mm前後というコンパクトかつ薄型筐体ながら、ポート類は充実している。

左側面にはThunderbolt 4を2ポートとHDMI出力端子
右側面にはUSB Type-Aポートとヘッドセット端子

 なお、カスタマイズによりインテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 135U vProやインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー165U vProといったIntel vPro® プラットフォーム対応モデルも選択できるほか、5G対応のSIMスロットに、電源ボタン一体型の指紋センサー、NFC対応スマートカードリーダーなどのオプション装備も用意。あらゆるビジネスシーンに適応できるのもLatitude 7350シリーズの特徴だ。

ビデオ会議がぐっと快適になる多数の独自機能

 コンパクトな13.3型で、筐体にマグネシウムを採用することによって1kgに満たない軽さを実現し、持ち運びのしやすさとともに高性能も追求しているのがLatitude 7350 Ultralightの特徴だが、それ以外にもビジネスユースで便利なポイントが詰まっている。

 その1つが「コラボレーション タッチパッド」。タッチパッド内に表示されるショートカットキーから特定の機能を実行できる仕組みを備えたものだ。

ビデオ会議ツールの機能をワンタッチで実行できる「コラボレーション タッチパッド」

 ビデオ会議ツールであるZoomやMicrosoft Teamsで会議に参加すると、タッチパッド内に4種類のアイコンがバックライトで浮かび上がり、それらをワンタッチ(またはダブルタップ)するだけでカメラとマイクのオンオフ、画面共有の開始・終了、テキストチャット欄の表示・非表示が可能になる。ビデオ会議でよく使う機能を最小限のアクションで素早く実行できるのだ。

ミュートしたいときはマイクアイコンを押すだけ

 さらにノイズキャンセリング機能も進化した。プリインストールされている独自ユーティリティ「Dell Optimizer」の「音声」設定では、Intelligent Audioという機能により自分の周囲のノイズはもちろんのこと、他の参加者のマイクが拾うノイズも除去して、互いにコミュニケーションしやすくしてくれる。

「Dell Optimizer」
Intelligent Audioで双方のノイズを除去できる

 試しにビデオ会議ツール上のノイズ低減機能をオフにし、Latitude 7350 Ultralightのノイズキャンセリング機能のみ有効にしてみたところ、双方の周囲にある冷房などのノイズはもちろん、キーボードのタイプ音までしっかり除去され、それでも声だけはクリアに聞こえた。しゃべりながらキーボードを叩いても、伝わる(聞こえる)のは声だけだ。

 また、ビデオ会議の通信帯域幅を他のアプリより優先して確保する機能もある。会議中に急きょ大容量の資料をダウンロードする必要が出てきたが、ダウンロードに通信帯域が取られて音声が途切れたら困る、というような場面でも安心だ。

「会議用帯域幅パフォーマンス」をオンにすることで、他のアプリよりビデオ会議ツールの通信確保が優先される

 ネットワーク設備側でも似たような制限をかけられるとはいえ、外出先の環境がそうであるとは限らない。設定にはネットワークの知識が多少なりとも必要になってくる。Latitude 7350 Ultralightであればネットワーク環境を問わず、詳しい知識なしに簡単に(PC単体ではあるが)通信制御できるのがメリットだ。

長時間、長期間の使用に耐え、セキュリティも万全

 ビジネス用途ではバッテリの持続時間も気になるところ。Latitude 7350 Ultralightでは、長時間動作できるようにする工夫や、バッテリの劣化を最小限にする機能が用意されていて、そうした点でも不安はない。

 たとえば「Dell Optimizer」にはバッテリの充電モードをきめ細かく設定できる機能がある。ユーザーのPCの使い方に応じて、AIが自動で最適なバッテリ(外部電源)利用を行なう「ダイナミック充電ポリシー」を選択できるほか、高速充電できるExpress Chargeモード、充電の開始・停止を任意のパーセンテージで行なうカスタムモードも設定可能だ。

最適なバッテリ・外部電源利用を自動化する「ダイナミック充電ポリシー」や、高速充電するモードなどが用意

 充電タイミングをあらかじめスケジュールしたり、バッテリ駆動と外部電源駆動とを切り替える時間帯を設定したりして、バッテリに優しく、電力消費を低く抑えながら使えるようにもなっている。Latitudeシリーズは米国防総省の物資調達基準である「MIL-STD 810H」、いわゆるMILスペックにも準拠し、ロングライフなバッテリとともに長期間の使用に耐える堅牢性をもっているのだ。

充電タイミングと駆動方法をスケジュール設定することも

 バッテリ稼働時間をシミュレートしてみるため、ベンチマークソフト「PCMark 10」のテスト「Modern Office」を実行してみると、最大性能を発揮する「ウルトラ パフォーマンス」に設定したにもかかわらず、11時間44分(パフォーマンススコア: 5750)という驚異のスタミナを見せてくれた。

「PCMark 10」のバッテリテスト「Modern Office」の結果。11時間44分もの長時間に渡って実行し続けた

 セキュリティ面も万全だ。内蔵WebカメラがWindows Helloの顔認証に対応しているのに加えて、オプションで電源ボタン一体型の指紋センサーを選択すれば、同じくWindows Helloの指紋認証にも対応する。vPro対応のCPUを選んだ場合、vProがもつ高度なセキュリティ機能やリモート管理機能も実現可能だ。

 また、画面を後ろから覗き見られるような、外でPC利用する人にとっては日常的に起きうるリスクについても、「存在検知機能」によって防げる。背後から覗き込む人をWebカメラによって検知し、その瞬間に画面全体を細かなチェック柄で覆って表示内容を隠してくれるのだ。

「存在検知機能」を有効に
背後から他人が画面を覗こうとすると……
画面がチェック柄で覆われて見にくくなる

よりリーズナブルなLatitude 5350もラインナップ

「Latitude 5350」

 Latitude 7350 Ultralightの下位モデルとして「Latitude 5350」がラインナップされているので簡単に紹介しておきたい。下位モデルと言っても、こちらも最新のインテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 1)を採用し、メモリも低消費電力なLPDDR5xを採用している。機能面でもDell Optimizer、Intelligent Audioといった機能はしっかりサポートしているので、上位モデルに引けを取らない。

 スタンダードな機能に絞って高いコストパフォーマンスを達成している本製品もビジネス用途におすすめできる

本体正面
左側面
USB 3.2 Gen 1、Thunderbolt 4×2を装備。オプションでスマートカードリーダーも搭載可能
音声入出力端子、USB 3.2 Gen 1、HDMI 2.1。オプションでNano SIMカードスロットも搭載可能
こちらもインテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 1)を採用

サステナブル素材でも高性能、AI活用の準備が整った最新ノート

 マグネシウム筐体で軽く、持ち運びに向いているLatitude 7350 Ultralightだが、実はそのマグネシウム素材の90%には再生資源が使用されている。内蔵バッテリにおいては、Latitudeシリーズ共通でレアメタルの1つであるコバルトの50%が再生資源だ。

 さらに、65Wの付属ACアダプタには再生プラスチックと再生アルミニウムが95%使用され、梱包材も100%がリサイクル素材または再生可能素材。サステナビリティを意識して製品導入している企業にとって、このあたりは注目ではないだろうか。

65Wの付属ACアダプタでは、プラスチックとアルミニウム使用部の95%に再生資源が使用されている
梱包材はリサイクル素材または再生可能素材100%

 16GBのメモリとンテル® Core™ Ultra プロセッサー (シリーズ 1)が持つNPUによって余裕のあるPC作業を実現し、それに加えてビジネスシーンで不可欠なビデオ会議周りの機能を充実させているLatitude 7350 Ultralight。長時間・長期間の使用にも、セキュリティにも不安なく利用できるモバイルノートに仕上がっている。

 ただ、モバイルノートは出先でもすぐに取り出して使いやすいものの、腰を落ち着けて作業する自宅やオフィスではPC単体だと効率をなかなか上げられない、ということもあるかもしれない。そういう場合は「Dell Thunderbolt ドッキングステーション WD22TB4」や、デルの各種ワイヤレスキーボード、マウス、ヘッドセット、あるいは外部ディスプレイも活用したいところ。それらについては、こちらの記事が参考になるはずだ。

Latitudeシリーズと組み合わせて使いたい「Dell Thunderbolt ドッキングステーション WD22TB4」。ノートPCとはType-Cケーブル1本をつなぐだけで周辺機器やデュアルモニターなどを接続できる

 このほか、デルでは生徒/学生や教職員、PTA役員などを対象とした学割サービスや、取引先の従業員に向けた優待プログラムも用意しているので、こちらもぜひチェックしたい。

 最新モデルのノートPCらしくCopilotキーも搭載し、AIの本格活用の準備も整っている。時代に合ったハイブリッドワークに対応していくにはもはや必要不可欠な1台として、Latitude 7350 Ultralightの導入を検討してみてほしい。

最新ノートの証でもあるCopilotキー。WindowsのAI機能に素早くアクセスできる