レビュー
Alder Lakeこと第12世代Coreが編集部に着弾!早速開封してみる
2021年10月28日 01:00
Intelから、次世代デスクトップ向けCPU「Alder Lake」のレビュアーズキットが到着した。後日公開予定のレビューに先だって、レビュアーズキットを開封した際の様子を写真で紹介しよう。
Intelから届いた黒い段ボール箱を開封すると、ダークテーマのようなカラーリングでIntelロゴがプリントされた化粧箱が入っていた。このダークテーマ部分はスリーブになっており、これをスライドさせて取り外すことで化粧箱本体が姿を現す。
黄金色のシンボルマークが描かれた蓋を開いてみると、「Built for the next generation of gaming」という一文とともに、巨大なAlder Lakeコアのダイ写真が現れた。ダイ写真はアルミ複合版にプリントされており、裏面には「Alder Lake - 2021」との一文とともに湖畔の風景がプリントされている。レビュアーズキットにはIntelロゴが刻印された写真立てが同梱されており、ダイ写真を飾ることのできる用意が整えられていた。
ダイ写真とその台座を取り出した後、化粧箱の底に最後に残されていたのがCore i9とCore i5のロゴが描かれた個装箱だった。それぞれの中身は、Core i9-12900KとCore i5-12600Kと刻印されたAlder LakeベースのCPUだ。
新CPUソケットであるLGA1700を採用するAlder Lakeでは、CPU本体の形状が長方形状になっており、正方形状であったRocket Lake-Sこと第11世代Coreより大型化している。
現時点でお見せできるのはここまで。次世代のゲーミングのために構築されたというデスクトップ向けAlder Lakeの実力がどれほどのものなのかは、後日公開予定のベンチマークレビューで確認してもらいたい。
【表1】第12世代Coreの主な仕様 | ||
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モデルナンバー | Core i9-12900K | Core i5-12600K |
CPUアーキテクチャ | Golden Cove + Gracemont | Golden Cove + Gracemont |
製造プロセス | Intel 7 | Intel 7 |
コア数 | 16 (8Pコア+8Eコア) | 10 (6Pコア+4Eコア) |
スレッド数 | 24 | 16 |
L2キャッシュ | 14MB | 9.5MB |
L3キャッシュ | 30MB | 20MB |
ベースクロック | 3.2GHz(Pコア)、2.4GHz(Eコア) | 3.7GHz(Pコア)、2.8GHz(Eコア) |
ブーストクロック | 5.1GHz(Pコア)、3.9GHz(Eコア) | 4.9GHz(Pコア)、3.6GHz(Eコア) |
Turbo Boost Max 3.0 | 5.2GHz | 非対応 |
CPU内蔵GPU | Intel UHD Graphics 770 | Intel UHD Graphics 770 |
対応メモリ | DDR5-4800(2ch)、DDR4-3200(2ch) | DDR5-4800(2ch)、DDR4-3200(2ch) |
PCI Express | PCIe 5.0 x16、PCIe 4.0 x4 | PCIe 5.0 x16、PCIe 4.0 x4 |
Processor Base Power | 125W | 125W |
Maximum Turbo Power | 241W | 150W |
対応ソケット | LGA1700 | LGA1700 |
【お詫びと訂正】初出時にPCI Expressの仕様をPCIe 5.0 x20としておりましたが、正しくはPCIe 5.0 x16、PCIe 4.0 x4です。お詫びして訂正させていただきます。