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【最新版】YouTubeやWeb閲覧にちょうどいい格安Androidタブレット5選

 一口にAndroidタブレットと言っても、その価格やスペックはさまざまで、ピンキリであるのはご存じの通りだ。どのモデルを選べばよいか迷ってしまうところであるが、3Dゲームやマルチタスクなどの“重い作業”をするのでなければ、1万円台で買える格安のタブレットもよい選択肢となり得る。

 格安タブレットの仕様は、8~10型ディスプレイ、ローエンドSoC、3~4GBメモリ、64~128GBストレージ、5,000mAh以上のバッテリ、Android 14といったところだ。Webブラウジングや文書作成、チャット、動画視聴など、いわゆる普段使いの範疇ならば、十分に使える性能を備えていると考えてよいだろう。

 1万円台のタブレットが搭載するSoCは、「Unisoc T606」もしくは「Allwinner A523」が多いようだ。Unisoc T606の方がパフォーマンスが高く、Allwinner A523はより安価なモデルに採用される傾向がある。Allwinner A523搭載タブレットの場合、Amazonなどで1万円切りで販売されているモデルもある。

 本稿では、こうした「1万円台で買える格安タブレット」から5製品をピックアップし、紹介している。中には4G通信に対応するモデルや、周辺機器を同梱したオールインワンモデルなどユニークなものもあるので、タブレット購入の参考にしていただければ幸いだ。なお、価格は10月17日時点のものであるが、Amazonのプライム感謝祭先行セールの価格を参考にしているので、通常よりもさらに低い価格になっていることに注意してほしい。

90Hzディスプレイ搭載の8.7型タブレット
Xiaomi「Redmi Pad SE 8.7」

製品ページ
実売価格:1万6,980円前後●ディスプレイ:8.7型液晶(1,340×800ドット、最大90Hz)●スペック:MediaTek Helio G85、4GBメモリ、64GBストレージ、HyperOS(Android 14ベース)●インターフェイス:USB 2.0 Type-C、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、microSDカードスロット、3.5mmイヤフォンジャックなど●カメラ:背面800万画素、前面500万画素●バッテリ容量:6,650mAh●サイズ:211.58×125.48×8.8mm●重量:約373g

 1万円台で買える低価格モデルとしてはめずらしい、最大90Hz駆動のディスプレイを備えるタブレット。より滑らかな描画でスクロールなどの操作を行なえる。SoCにMediaTek Helio G85を搭載するのも特徴で、比較的良好なパフォーマンスを発揮できる。また、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを装備する。

 また、4G対応モデル「Redmi Pad SE 8.7 4G」(実売価格:1万9,980円前後)も併売されている。SIMカードスロットを2基備えており、別途SIMカードを用意すれば、外出先でもモバイルネットワークを利用可能だ。

2,000×1,500ドットの高精細ディスプレイ装備
UAUU「M10」

実売価格:1万4,250円前後●ディスプレイ:8型液晶(2,000×1,500ドット)●スペック:Allwinner A523、4GBメモリ(最大12GB)、64GBストレージ、Android 14●インターフェイス:USB Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、microSDカードスロット、3.5mmイヤフォンジャックなど●カメラ:背面800万画素、前面500万画素●バッテリ容量:5,000mAh●サイズ:厚さ7.5mm●重量:325g

 片手で楽々持ち運べるコンパクトかつ軽量な8型タブレットだ。解像度2,000×1,500ドットのディスプレイを備えるのが特徴で、動画や電子書籍など、さまざまなメディアを高画質で楽しめる。また、Widevine DRM L1に対応しており、プライムビデオやDisney+、Huluなどの動画配信サービスを高解像度で視聴できる。

 カメラとして、オートフォーカス付き800万画素背面カメラ、および500万画素前面カメラを搭載。前面カメラは顔認証機能を備え、パスワードの入力なしで、簡単かつ安全なロック解除を行なえる。

メタル筐体がオシャレな10.1型タブレット
Bmax「I10 Plus」

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実売価格:1万1,930円前後●ディスプレイ:10.1型液晶(1,280×800ドット)●スペック:Unisoc T606、4GBメモリ(最大12GB)、128GBストレージ、Android 14●インターフェイス:USB Type-C、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、microSDカードスロット、3.5mmイヤフォンジャックなど●カメラ:背面800万画素、前面500万画素●バッテリ容量:6,000mAh●サイズ:318×184×33mm●重量:535g

 金属製ボディを採用する、ちょっとオシャレなタブレット。10.1型ディスプレイ、Unisoc T606、4GBメモリ、128GBストレージと、1万円台半ばのモデルとしては標準的なスペックを搭載する。またメモリ拡張機能により、ストレージの空き容量を割り当てることで、メモリを最大12GBまで仮想的に増量可能だ。

 3Dサラウンドサウンド対応のデュアルスピーカーを内蔵。オートフォーカス付き800万画素メインカメラとサブカメラからなる背面デュアルカメラ、および顔認証対応の500万画素前面カメラを備える。

コスパ最強か!? 1万円切りで買える激安モデル
HiGrace「C10」

製品ページ
実売価格:9,999円前後●ディスプレイ:10.1型液晶(1,280×800ドット)●スペック:Allwinner A523、3GBメモリ(最大8GB)、64GBストレージ、Android 14●インターフェイス:USB Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、microSDカードスロットなど●カメラ:背面800万画素、前面500万画素●バッテリ容量:5,000mAh

 とにかく安く上げたい人にうれしい、1万円切りで買える格安タブレットだ。メモリは3GB、ストレージは64GBと多くはないが、メモリ拡張機能を活用すれば最大8GBまで増量可能。また最大1TBのmicroSDカードに対応しており、ストレージ容量を補うこともできる。Wi-Fi 6およびBluetooth 5.3を搭載と、ほかのローエンドモデルと比べ、新しめのワイヤレス機能を備えるのもポイントである。

キーボードやマウスが付属する全部入りモデル
TECLAST「P30T」

製品ページ
実売価格:1万3,520円前後●ディスプレイ:10.1型液晶(1,280×800ドット)●スペック:Unisoc T606、4GBメモリ(最大12GB)、128GBストレージ、Android 14●インターフェイス:USB Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、microSDカード、3.5mmイヤフォンジャックなど●カメラ:背面500万画素+30万画素、前面200万画素●バッテリ容量:6,000mAh●サイズ:242.4×161.3×8.1mm●重量:440g

 P30Tタブレット本体に、キーボードやマウス、スタイラスペン、イヤフォン、保護ケースなどが付属した、オールインワンモデルだ。このセットだけでタブレットをノートPCのように使うことができる。

 P30Tの主な仕様は、Unisoc T606、4GBメモリ、128GBストレージと手堅い構成。搭載カメラは背面500万画素/前面200万画素で少々物足りない感もあるが、背面はサブカメラを組み合わせたオートフォーカス付きデュアルカメラとしている。低価格タブレットとして必要十分なスペックを備えていると言えそうだ。