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【最新版】Wi-Fi環境の定期的な見直しに。4千円から買えるWi-Fi 6/6Eルーター6選
2024年1月30日 06:42
2023年末に「Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)」の国内解禁の報道が出た。だが、Wi-Fi 6が登場して3年以上が経つ現在でも、お手頃価格帯のスマートフォンに搭載されている無線LAN機能は、Wi-Fi 5やWi-Fi 6のものがめずらしくない。
Wi-Fi 5でも速度的にインターネット利用には十分かもしれない。とは言っても、Wi-Fi 5対応の無線LANルーターは登場して10年以上経っている。そのため、Wi-Fi 5対応の無線LANルーターは、買ったばかりのものでもない限り、故障などがなくても寿命が来たと考えて、交換を検討した方がいい時期に入ったと言っていいだろう。
今無線LANルーターの購入を検討するとなると、今年発売された無線LANルーターはWi-Fi 6かWi-Fi 6Eに対応したものだったことを考えると、あえて古いモデルを選ぶ理由がない限り、どちらかの規格に対応した製品を選ぶことになる。
Wi-Fi 6とWi-Fi 6Eの大きな違いは、Wi-Fi 6Eが今まで使われてこなかった6GHz帯の電波を使えることにある。Wi-Fi 6E対応のPCやタブレット、スマートフォンは、ハイエンドモデル以外見かけないが、逆に言うと6GHz帯はまだ空いている。無線LANルーターはPCやスマートフォンほど高価ではなく、Wi-Fi 6対応とWi-Fi 6E対応で価格差も大きくない。今後Wi-Fi 6Eに対応した機器が増える予定があるのなら、少し高価なWi-Fi 6E対応の無線LANルーターを選ぶのも悪くはない選択だと言えるだろう。
おすすめWi-Fi 6対応無線LANルーター3選
電源一体型のケーブルレスデザイン
アイ・オー・データ機器「WN-DAX1800GRN」
無線は5GHz帯が最大1.2Gbpsで、有線のLANポートはなく、1GbpsのWANポートを1ポートのみ搭載。無線利用に特化したモデル。
LAN内にあるアイ・オー・データ機器社のネットワーク機器をアイコン付きで表示、管理画面を簡単に開けるアプリ「Magical Finder」(Win/Mac/Android/iOS)に対応。
本体に電源を内蔵し、電源プラグが一体化したケーブルレスなデザイン。設置するコンセントを選ぶが、電源コンセントに直接接続できるなら、ほかのケーブルとからまったり、ホコリを巻き込んで汚れるなど、ケーブル類特有の不便をなくせる。本体色は白のみ。
外付けアンテナで、現実的スペック
ASUS「RT-AX57」
無線は5GHz帯が最大2.4Gbpsで、1GbpsのLANポートを4ポート搭載。角度調節ができる外部アンテナを4本搭載、設置環境に合わせて自分の手で電波環境の最適化ができる。
Web管理画面以外に、管理アプリ「ASUS Router」(Android/iOS)に対応。VPNや、独自のメッシュネットワーク機能等もスマホから操作できる。
本体色は黒で、設置は横置きのみ。IPv6(IPoE)接続は「V6プラス」と「OCNバーチャルコネクト」に対応。
お手頃価格のWi-Fi 6
TP-LINK「Archer AX23V」
無線は5GHz帯が最大1.2Gbpsで、1GbpsのLANポートを4ポート搭載。メッシュネットワーク機能としてEasyMeshに対応。
Web管理画面に加え、管理アプリ「Tetherアプリ」(Android/iOS)に対応。離れた場所にあるものも含め、TP-Link社製のルーターをまとめて管理できる。
本体色は黒で、設置は縦置きと壁掛けに対応。Wi-Fi 6対応無線LANルーターとして最安の部類に入り、特にAmazon専売モデルとなる本機は4,000円を切る(2024年1月現在)。IPv6(IPoE)接続は「V6プラス」と「OCNバーチャルコネクト」「DS-Lite」に対応。
おすすめWi-Fi 6E対応無線LANルーター3選
5Gbps重視の定番的モデル
NEC「Aterm WX7800T8」
無線は6GHz帯が最大2.4Gbps、5GHz帯が最大4.8Gbpsで、1Gbpsの有線LANポートを4ポート搭載。独自のメッシュネットワーク機能に対応。
Web管理画面に加え、管理アプリ「Aterm スマートリモコン」(Android/iOS)に対応。接続機器を可視化して接続の可否を簡単に設定できるほか、接続機器の利用時間の制限ができる。また、リモート管理アプリ「Aterm ホームネットワークリンク」(Android/iOS)に対応。アプリに対応した複数箇所のルーターの基本設定の変更や再起動ができるほか、新しく接続しようとする機器があれば通知を受け取ることができる。
本体色は黒で、設置は縦置きのみ。
2.5GbpsのWANポート装備
バッファロー「AirStation WSR-5400XE6」
無線は6GHz帯が最大2.4Gbps、5GHz帯が最大2.4Gbpsで、1Gbpsの有線LANポートを3ポート搭載。WAN側の有線LANポートは2.5Gbps対応で、この価格帯ではめずらしい。メッシュネットワーク機能としてEasyMeshに対応。
Web管理画面に加え、初期設定アプリ「QR Setup」、スマホ用設定アプリ「StationRader」に対応(どちらもAndroid/iOS)。初期設定から日々の管理までスマホアプリで完結できる。
本体色はチタニウムグレー。設置は縦置きと壁掛けに対応。
スイッチ1つで「離れ家」設定に切り替え
エレコム「WRC-XE5400GSA」
無線は6GHz帯が最大2.4Gbps、5GHz帯が最大2.4Gbpsで、1Gbpsの有線LANポートを4ポート搭載。中継機としても利用可能で、野外での利用が認められた帯域のみ使用する「離れ家」モードなども搭載している。
Wi-Fiで接続している機器をアイコン付きで一覧表示できるアプリ「らくらくコントロール」(Android/iOS)に対応。Web管理画面を簡単に呼び出せる。
本体色は黒で、設置は縦置きのみ。