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23基のUSBを装備した“変態”マザー「LiveMixer」写真レポート
2022年12月12日 06:19
ASRockは、ライブ配信者向けを謳うマザーボードシリーズ「LiveMixer」が発売された。本記事では、本シリーズのIntel Z790およびAMD B650チップセット搭載マザー2製品について、写真を中心に紹介する。
LiveMixerシリーズは、HDMIキャプチャやカメラ、スイッチングデバイスなど、多数のUSB機器を取り扱うライブ配信者に向けて、ピンヘッダを含め23基ものUSBポートを搭載したマザーボード製品シリーズ。+12V電源レールから5Vに変換してUSBポートに供給することで、通常より電圧降下を抑えてUSBデバイスの安定性を高める「ULTRA USB POWER」ポートや、ゲーミングデバイス向けのLIGHTNING GAMING PORTも用意する。
また、ゲームプレイと配信、バーチャルアバター、Webブラウジングなどを同時に行なうことを想定した電源周りの安定性も特徴とし、14+1+1フェーズまたは14+2+1フェーズのSPS電源回路やニチコン製12Kブラックコンデンサなどの高品質な部品を採用。なお、高品質な部品をCPU周りで採用しつつも、無線LANを非搭載とし、そのほかのコンデンサでコストダウンを図ることで、価格を抑えている。
個性的なグラフィティデザインをあしらっており、製品セグメントとしてはSteel Legendの下にあたる。ストレージにはPCI Express 5.0 x4対応のBLAZING M.2スロットを備え、ネットワークに2.5Gigabit Ethernetを装備。このほか、AC電源を切断せずにメモリを着脱した際に、予期せぬ損傷のリスクを抑えるトラブルフリー保護回路も搭載する。
Z790 LiveMixer
主な仕様として、メモリスロットは4基でDDR5-6800+まで対応し、拡張スロットはPCIe 5.0 x16、PCIe 4.0 x16×2、PCIe 3.0 x1、ストレージはPCIe 5.0 x4対応M.2×1、PCIe 4.0 x4対応M.2×4、SATA 6Gbps×4を装備する。
USBは、3.2 Type-C、3.1 Type-C×2、3.1×2、3.0×8、2.0×10を備える。